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PARASITE OF SOCIETY (2008年)
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PARASITE OF SOCIETY
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解説 - PARASITE OF SOCIETY
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1. cri0841 ★★★ (2019-06-08 08:22:05)

2008年発表の4th。DESTRUCTIONのシュミーアがかつて組んでいた名パワーメタル・トリオの
前作から14年ぶりの復活作。遊び心のあるオープニング、『Silverskull』のシリアスさ、
バラード、Skid Rowの名曲のカヴァー等曲調は多彩。『Read My Lips』は是非聴いて頂きたい。
シュムーデルの華麗なギター、仕事人ヨルグ・マイケルのパワフルなドラム、まさに理想的な
トリオ作品。激烈スラッシュのDESTRUCTIONと違い、肩の力が程よく抜けたパワーメタル。
シュミーアは現在PANZERというパワーメタルバンドもやっているけど、味という面ではこちらに
分があると思うのだけどなぁ・・・。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2019-08-08 01:15:35)

DESTRUCTIONを追い出されたシュミーアが、元TALONのギタリスト、シュムーデルと、ドイツ屈指の腕利きドラマー、ヨルグ・マイケルを誘って結成したバンドHEADHUNTER。3枚のアルバムを残し解散した彼らが再結成を遂げ、'08年に発表した復活の4thアルバム。
まずオリジナル・メンバーの3人がちゃんと再結集してくれているのが嬉しい。そして音楽性も、ファン人気が最も高い1st『PARODY OF LIFE』(’90年)の作風をきっちり踏襲。映画『第三の男』のテーマ曲(エビスビールのCMソングとしても有名)の牧歌的なイントロをブチ破って、噛み付くように歌うシュミーアのVoとヨルグの激烈なドラミングが映えるゴリゴリのパワー・チューン②が炸裂するOP、その勢いを引き継ぐリーダー・トラック③、シュムーデルが全くブランクを感じさせない劇的なGプレイを披露する重厚な④という前半の立ち上がりだけで、アルバム全体の完成度を確信するには十分というもの。
以降も、SKID ROWが誇る慟哭のバラード“18 AND LIFE”や、JUDAS PRIESTが放ったスラッシュ・メタルのご先祖様的疾走ナンバー“RAPID FIRE”のカヴァー⑥⑫や、更にはシュミーアが日本語詞にチャレンジした⑬等、本編には多彩な楽曲が揃っており、中でも攻撃的なGリフを伴ってスラッシーに突進する怒涛の⑦と、エキゾチックなイントロに始める妖しくドラマティックな⑨は屈指の出来栄えを誇るアルバムのハイライト。
本業のDESTRUCTIONやら、サイド・プロジェクトのPANZERもあって何かと多忙なシュミーアですが、そろそろHEADHUNTERの新作もお願いできればなぁと。



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