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Century Rendezvous

シンガーのグローリー・ノースが立ち上げたと言われる元祖北欧メタルバンドが1984年にリリースした2枚目。前作に漂っていた芋臭さを良い意味で熟成、メジャー感も増量されたが、なんとも言えない泥臭さが増えNWOBHMとは、また違った武骨なロックスタイルを披露している。つかみ所の無い本作の中で、シンガーのグローリー・ノースは前作とは見違えるように表現力も増し一本調子なハイトーンから脱却を果たしている。どこかで聴いたことのある拝借フレーズの多さが気になり、イマイチのめり込めない面はあるが、そんな欠点をも覆す純粋な音楽に対する忠誠心があり、そのパワーと北欧マインド漲る音楽性は、③のような曲に見事、落とし込み自分たちのアイデンティティを明記したように感じる。
如何せん、どこか個性不足というのか寄せに言ったがアイデアがまとまらなかったという面は否めないのだが、もう少し認知されても良いようなバンドだと思います。グローリー・ノースのハイトーンは嫌いになれないんですよね。④では突然、ピアノをバックに別人のような声で唄い様に驚かされたモノです、途中でサックスまで飛び込みアーシーなサザンロック風味まで出るのだから尚更ですよ。
メタルマニアのバイブル、BURRN!!誌の創刊号にてポンコツアルバムの典型のような批評もあり、箸にも棒にもかからない作品と呼ばれてしまったが、初期型北欧メタルバンドが弱小レーベルを経て、日本やドイツ、イギリスなどでリリースした実績は買えるでしょう。
良くヨーロッパが北欧メタルの典型例のような語りをする人に出会いますが、嘘ではありませんが、本当でもありません。そういう雑誌に対するステレオタイプに人間でも無い限り、ここで聴ける多様性、そして手垢のついていない音楽性に、ロックの可能性と未来を見いだしますよね。バラエティに富んでいると思うか、どっちつかずかで評価は大きく分かれるでしょう。
ワタクシは、この全力投球68点の作風が大好きです。

失恋船長 ★★ (2022-04-16 16:00:38)


Dressed in Black

元祖北欧メタルバンドの一つとして語られるグローリー・ベルズ・バンドの記念すべき1st。リリースが1982年、完全にNWOBHMからの影響は強く、デーモンなどのサタニカルなイメージよりはサクソン的なロックサウンドをベースにしていますが、北欧の冷ややかな風も吹かせ、屈強なリフワークと小気味の良いリズムが耳を惹く古典サウンドは、正に80年代初頭のヘヴィメタル産声を感じさせるモノであり、NWOSHMと言いたくなるような独自性を強く感じます。
そこはかと流れる北欧マインド、そこに叙情的なギターの絡みからは、アイリッシュな匂いも隠し味に力強いリフとメロディアスなソロを絡めオリジナルティを確立、イングヴェイ・マルムスティーンのデモで叩いた事でも知られるドラマーのボー・アンダーソンは、今作でも効果的に機能、けして潤沢な予算さレコーディング期間があったとは思えない、青さはあれど、自ら切り開こうとする純粋なる野心が音に込められているように感じられ、説得力の高さに唸ります。
少々、癖の強い唄い回しのグローリー・ノースのパフォーマンスに評価も分かれそうですが、そこも込みで楽しんで欲しいですね。
ちなみにバックに映り込むメンバーショットは6人、ギターは3人クレジットされ、一人はキーボード兼務、どういう状態なのかは分からないが、音源を聴く限りキーボード大活躍は思えず、かといってトリプルギターによる厚みも感じない、実に不思議なバンドでしたね。

失恋船長 ★★ (2022-04-15 20:35:24)