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The Opening Ritual (失恋船長)
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Laying Down the Law / Cloven Hoof (火薬バカ一代)
Gates of Gehenna / Cloven Hoof (火薬バカ一代)
Cloven Hoof / Cloven Hoof (火薬バカ一代)
Cloven Hoof (火薬バカ一代)
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CLOVEN HOOF - 最近の発言
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Resist Or Serve

High Roller Recordsから2014年にリリースされたフルアルバム。イギリスの歌ウマ選手権みたいなオーディション番組で名を上げたイギリス人若手ミュージシャン、ジョー・ヴェランのソロ活動にサイドギタリストのクリス・コスとリー・ペインがお手伝いした事がきっかけなのか、2012年のシングルリリース時から、こちらでもシンガー兼リードギターとして活動を行っています。その新しい風が作風にも大きく影響を与えているか、若々しい歌声とフレキシブルなギターサウンドには、往年のオカルティックな要素など皆無、実に突き抜けたメロディックHM/HRサウンドへと進み現役感をアピール。再結成後と以前では音楽性の違いは確実にあったので、驚きはありませんが、逆にいい意味での今を感じさせる面を強調する事と、往年の空気を損なわないザクザクと刻まれるギター&英国的様式を感じさせる構築美には一日の長を感じずには入られませんね。骨太なドライヴ感と英国的な湿り気を帯びたメロディ、所謂オールドスクールサウンドからの突破口を見つけたような若いセンスが加わった事が最大に聴きどころでしょう。

失恋船長 ★★ (2017-07-19 14:40:40)


The Opening Ritual

オリジナルは1982年にリリースした4曲入りのEP。CD化の際にデモ音源4曲+未発表のデモ音源で、のちに1stに収録される『Nightstalker』が収録され再発された作品です。のっけから妖しさ全開のオカルティックな①で幕があけるのですが、歌詞をみるとテーマが4個になっており、メンバーの名前といい、凝った事をしかけてきてんなぁと好意的に解釈をしたいですよね。ボーカルがWater、ギターがFire、ベースがAir、ドラムがEarthというキャラで活動(今となれば当時のメイクと衣装を見せられると失笑ものですが)エレメントって事らしい、妖精っていうのかね。生の理を司るっていうファンタジックな存在をコンセプトに活動をしていたと推察されます。そのスタイルと言うか音楽性が爆発するのは1984年にリリースされる1stなのですが、今作も③以外を除けば、大作志向のオカルト・神秘主義は貫かれているので、そのオドロオドロしい世界観と、英国的な暗黒様式美サウンドの相性に揺らぐモノは無く、抜群の相乗効果を生みだしていますね。
Airことリー・ペインのベースが耳を惹く多彩なリズムチェンジを繰り返す④のような楽曲が好きですが、やはり①インパクトには叶いませんかね。この悪魔的なエッセンスとヘヴィメタルサウンドと言うのは、コンセプトとして80年代には多く見られ、我が国内でもサタニカルという意味ではサブラベルズや名古屋のクロウリーなど思い出しますが、この音楽性にもっとも近いのは初期LOUDNESSですね。ちなみに彼らのデビュー時のキャッチコピーは確か『悪魔に魂を売った男達』でしたからね。今となってはお笑いかもしれませんが当時は大まじめでしたよ。
場面展開の多い楽曲と英国的な様式を堅守するNWOBHMサウンド、この時代ならではの混沌とした空気がヘヴィメタル勃興時の熱を帯び今にもグラグラと弾け飛びそうなパワーを感じますね。またデモ音源などには、あの曲のアイデアはこれじゃないのかと、楽しみながら聴くのが一番でしょう。このバンドはメロディを重視した作風のバンドだったって事を再確認出来ますしね。歴史的な見地と価値から考えても、NWOBHMマニアは勿論、サタニカルなメタルが好きな人なら聴いて欲しいですね。

失恋船長 ★★★ (2017-07-18 18:32:16)


Who Mourns for the Morning Star?

古くは1979年から活動をスタートさせている英国出身のバンドが2017年にリリースした最新作。唯一のオリジナルメンバー、ベースのAIRさんことリー・ペイン以外は流動的なのですが、今回はシンガーにアメリカ人でAskaやBansheeに在籍していたジョージ・コールが参加、リードギターにはおっさんに混じり、明かに若い20代前半と思われる可愛いルックスのルーク・ハットンの二人を新たに迎え制作。若い頃の二井原実先輩を彷彿とさせる強烈なハイトーンとフラッシーなギタープレイは、新たなる息吹を吹かせバンドサウンドを牽引、初期の頃のようなオカルト・神秘主義はありませんが、ダークで湿り気を帯びたメロディと、ザクザクと刻まれるリフワークには往年の空気を大いに感じるし、なによりギターオリエンテッドな作風だが、親しみやすさも十分にあり、ヘヴィメタルのド真ん中を行くパワフルな音楽性でも聴きやすく纏めるという手腕には一日の長を感じますね。
ツインギター編成による濃密な絡みは、このバンド特有の妖しさを巧みに演出、メリハリのある楽曲構成に一役も二役も買っているが、それは支えるダイナミックなリズムプレイの堅実さ、だからこそ、叙情的なフレーズの旨みもグッと増すと言うものですよ。明らかにリードギターが若々しいのですが、そのフレッシュ感が、古典的な音楽性に埋没しがちな彼ら流のパワーメタルサウンドの中で鮮烈な爪痕を残していますね。アグレッシブさとメロディを聴かせるという背反する方向性を纏め上げたアレンジセンスに脱帽ですね。マニアご用達の我がらHigh Roller Recordsは本当にいい仕事をしましたよ。
このバンドに人生を掛け、存続する為に内職活動にも精を出すリー・ペインさんの成功を願わずには入られませんね。しかし近年におけるHM/HRシーンの充実ぶりには目を見張るものがある、これがマイナーレーベルからのリリースなんだからね。クオリティ高いわ。ホントにわしゃHigh Rollerと永谷園には世話になっているわ。あざーす。

失恋船長 ★★★ (2017-07-18 17:38:05)


Return of the Passover / Cloven Hoof
チリチリと不吉なイントロが
幾ばくかのオカルト臭を醸し出すものの、
湿ったメロディを豊かに紡ぐGに主導される形で
長尺をドラマティックに紡いでいく楽曲自体は
正統派のブリティッシュHMの伝統美に満ち溢れていますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-07-17 22:43:04)


Laying Down the Law / Cloven Hoof
ギミックは排して、シンプルなGリフで押して行く
メタリックな曲調は、『STAND UP AND FIGHT』を
発表した頃のQUARTZに通じるものあり。
NWOBHMらしさを前面に出した、こういう楽曲も
また味わい深くてカッコイイ。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-07-17 22:33:20)


Gates of Gehenna / Cloven Hoof
デビューEP『THE OPENING RITUAL』のOPナンバーでもあった楽曲。
1stアルバム・バージョンでは、重厚なインスト曲“MARCH OF DAMMED”から
繋がっていくドラマティックな構成が用意されています。
Voの歌唱法といい、G主導で導かれる少々プログレ掛かった劇的な曲展開といい、
『運命の翼』を発表した頃のJUDAS PRIESTからの影響が濃厚に息衝く逸品。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-07-17 22:28:48)


Cloven Hoof / Cloven Hoof
OPナンバー兼バンドのテーマ・ソングに相応しく、
静と動を行きつ戻りつする大仰な曲展開といい、
歌ったりガナったり語ったりと忙しいVo、
湿度の高いメロディを奏でるG、
「エコエコアザラク エコエコザメラク」と
オカルト風味全開の歌詞世界etc.と
CLOVEN HOOFというバンドの何たるかが
ギュッと凝縮された名曲です。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-07-17 22:23:01)


Cloven Hoof

CLOVEN HOOFつったら、大英帝国印の正統派HMサウンドが詰め込まれた2nd『DOMINATOR』が愛聴盤でして。ゆえに初めて’84年発表のこの1stを聴いた時は「え。こんなに演ってる音楽性が違ってたの?」と結構驚いたという。まぁ本作と次のアルバムとの間にメンバーの大半が入れ替わっているので、それも道理なわけなのですが。
とは言うものの、シケシケな音質が如何にもNWOBHMな地下室臭を醸し出す中、テクよりも芝居がかった「味」で勝負するVo(後にフランスのメタル・バンド、H-BOMBに参加)や、英国然とした湿気まみれのリフとメロディを紡ぐG等、それぞれ「地」「水」「火」「風」を名乗る4人のメンバー(後で「雲」とか「山」とかも加わると思ったんだがなぁ←それ違う作品)によって奏でられるサウンドは、全編がダークな色彩と大仰な大作主義に貫かれていて、確かにこっちの音の方が「悪魔の蹄」を意味するバンド名には相応しい…かも。
特にバンドのテーマ・ソング①は、荘厳なコーラスをフィーチュアしたシアトリカルな曲展開といい、「エコエコアザラク」なんて古賀新一先生ばりの歌詞まで登場するオカルティックなノリといい、本作の旨みが全て詰まっている名曲っぷり。また重厚なインスト曲③から繋がる、『運命の翼』の頃のJUDAS PRIESTに暗黒色を加味したような④、静と動を飲み込んで10分近い長尺がドラマティックに紡がれる⑦等も、このバンド独自の音世界がガッチリと構築されています。シンプルなGリフで押していくQUARTZ風の⑥もカッコイイなぁ。
ANGEL WITCHやMERCYFUL FATEがイケる諸兄には猛烈にお薦めする1枚。つか、本作を一言で表す表現で最も腑に落ちたのは「英国のWARLORD」という例えなんですが。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-07-14 00:49:08)


Reach for the Sky / Dominator
こいつはカッコいい それもたまらなく
イントロ聴いた瞬間、脳裏にははためくユニオンジャック
伸びやかなシンガーの歌唱にあっぱれ この曲に最高にハマってる
Gソロの弾きっぷりも曲のカッコよさを押し上げてくれる

てかぷりお ★★★ (2016-04-17 13:10:12)


Fugitive / Dominator
地味な歌メロが不思議とクセになる
じわじわハマるこの疾走曲 

てかぷりお ★★★ (2016-04-17 13:04:54)


Reach for the Sky / Dominator
アニソンみたいでかっこいいっすね^_^

クリームソーダ一号 ★★★ (2015-03-26 00:21:44)


Fugitive / Dominator
勇壮なバッキングの上に、憂いを帯びつつも、
どこか透明感漂わす歌メロが乗っかり
アグレッシブだけど押し付けがましくないという
英国産メタル独特の醒めた雰囲気も形成する疾走ナンバー。

火薬バカ一代 ★★★ (2015-03-23 00:26:12)


Reach for the Sky / Dominator
正統派HMのカッコ良さを体現する
イントロのGメロディだけでやられますが、
ブリティッシュな憂いを湛えた歌が入ってくると更に良い。
シャウトに逃げずに、丁寧にメロディを歌い上げる
シンガーの大変素晴らしい仕事ぶりに星3つ。

火薬バカ一代 ★★★ (2015-03-23 00:15:34)


Fugitive / Dominator
第二期Cloven Hoofを代表する名曲だと思う。ともかくこの哀愁のサビ!!涙ちょちょ切れんばかりの完全なる大英帝国メタル!!

他のアルバムに入っているライブ盤はどうもヴォーカルが違うらしく、コメディチックな歌い方でよくないが、このスタジオ版はクリアなハイトーンを余裕で発声する二代目ヴォーカルの実力が良く発揮されていると思う。

ダイアスパー ★★★ (2011-12-16 05:10:48)


Cloven Hoof

84年発表の1st。
1曲目のバンドのテーマソング「CLOVEN HOOF」は、かなりの曲者。
ミドルテンポが1分30秒ほど続いた後、急に静かになる。大抵の人がここで気を抜くと思うが要注意。そこから徐々に盛り返しを見せ、リスナーの気を再び引き付けた矢先、スピーカーから飛び出す狂気の咆哮
「エコエコゥ♪アザラク!」
思わず飲んでた茶を吹いてしまうほどのインパクトなのである 笑
収録曲は、前に発表したミニと同じくNWOBHM印のホンモノメタルですが、ツインリードのメロが強化され、更に輝きを増しています。
「LAYING DOWN THE LAW」「RETURN OF THE PASSOVER」等、どれを取ってもガッツポーズもののカッコ良さだ!
エコエコゥ!

せーら ★★ (2005-11-23 16:33:00)


The Opening Ritual

82年発表の4曲入りデビューミニ。
おどろおどろしいナレーションで作品は幕を開ける。
「アース、ウォーター、エアー、ファイアー...、クロー!ベン!フーフ!」
アース、ウォーター...とは、何と各メンバーの名前のこと。(本名もしっかり記載されてるが/笑)
cloven hoof(二つに割れたひづめ)とは、ヤギ、つまり悪魔を象徴する言葉。
このCLOVEN HOOFも、悪魔主義的な側面を売りにしているNWOBHMバンドの一つというわけです。
荒れ狂うギターリフ、ドタバタと激しいドラム。NWOBHM以外の何者でもないという素晴らし過ぎるピュアメタルサウンド、しびれる!
しかもどれもドラマティックな構成で、単調さの欠片も無い。
「BACK IN THE U.S.A.」では、ラストに米国の国歌をちょこっと付け足し演奏。
次に発表する1stでも、その持ち前のユーモアは遺憾無く発揮されるのだった。

せーら ★★ (2005-11-22 21:31:00)