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GLORY, GLORY, TO THE WORLD
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解説 - GLORY, GLORY, TO THE WORLD
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1. 失恋船長 ★★★ (2022-05-28 12:12:37)

日本を飛び出し海外でも根強いファンを味方につけている国産ヘヴィメタルバンドが2021年にリリースしたEP。既発音源もなく純粋な新作というのが嬉しい限りですが、コロナ渦の影響をモロに受けており一番勢いのある時に足踏み状態なのが悔しい限りです。
このバンドの人気は、シンコーミュージックごり押しのネモフィリアとは違い、地に足をつけて活動している点に尽きる。女を売らずとも音楽性で勝負をするタフな女傑チーム、その筋金入りのメタルサウンドは、古典に埋没する古典主義とは一線と画すモノであり、現代ハードシーンに息づく本格派のバンドサウンドを貫いている。
この姿勢はマネージメントの企業努力に尽きるのだが、高潔なる精神性を音楽性に落とし込み多くのファンに対する忠実なるスタンスを貫いた、その一点に頭が下がります。
もっと、今っぽい曲をやろうと思えば幾らでも出来たはずである。目先の成功に囚われるならネモフィリア戦法で十分だ。
ここには、雑誌編集者にお酌をするメンバーの姿は思い浮かばない。男性社会の枠組みの中で、活動するのは大変だろうが、女性メタルバンドの先駆者としてシーンを切り開いて欲しい。
メロディアスかつハードなサウンドは、ヘヴィメタルという枠組みながら、ジャンルを超えて受け付けられるセンスのある音楽性が詰まっている。重厚なドラマを積み立てた大衆性も完備した渾身の一枚。EPでは物足りないと思わせる力の漲る一枚。



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