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Start 'em Young (1992年)
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Start 'em Young
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解説 - Start 'em Young
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1. 失恋船長 ★★★ (2022-09-08 19:01:50)

ご存じリー・ハートとその仲間達によるロックプロジェクト。似たようなメンツがあつまり、同じ曲を使い回す事でお馴染みの奴です。もうどの曲が何処で転用され、どっちが先かなどと調べるのが面倒なのでバッサリといきます。
このアルバム、日本でリリースされているモノと海外ヴァージョンが違うというポイントがあります、海外ヴァージョンには、当時は無名だったドゥギー・ホワイトが唄っているんですがね、今となってはそっちの方が付加価値が高いという残念な結果になっていますが、国内盤には国内盤の良さがありますので、マニアならば両方チェックでしょう。
英国風味満点のハードポップサウンド、初見の方ならば大いに楽しめるでしょう。少々小綺麗にまとめ上げた音像だけに、エッジ不足ではありますが、総じて及第点を超えた楽曲が揃っていますので、一撃必殺はなくともアルバム単位で楽しめます。
当時は、まだまだ鮮度のあった元メイデンの威光も通用したポール・ディアノ、デニス・ストラットン、リー・ハート、そして紅一点で、この企画では貴重な女性ジャッキー・ボディミードがリードヴォーカルで参戦、個人的にはジャッキーのおかげで、聴いたことある乱発のアルバムでも、フレッシュな空気が漂い大いに楽しめました。
キーボードのジム・ディヴィス、ほとんどの場面でリードギターとして活躍するデイブ・センチャック、SAXONのナイジェル・グロックラー、ニブス・カーターの合間にニール・マーレイとゲイリー・ファーガソンも参戦、スティーブ・クラークの名前もあるし、ポール・サムソンもいる、そういうNWOBHM残党組という言葉が最もシックリくるメンツ、いや、それしか当てはまらない、ドサ回り公演組の中で、一際スター性を放っていたのがジャッキー・ボディーミードでしたね。

快活でキャッチーなポップロックは、甘酸っぱい哀愁がまぶされており、その弾けっぷりが耳を刺激します。前後左右で流用されるアイデアと楽曲、初見で聴ける人が羨ましい一品だが、個人的に残暑厳しい今時期にはメチャクチャ聴きたくなる一枚です。
煮え切らない作風、総じて70点、そういう作風がワタクシが大好きなのです。カラッと晴れない、どこかジンワリと湿るメロディが好きなんですね。でもキャッチーでポップなんですよ。そしてチョイ切ないんですよね。



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