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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2022-10-19 23:20:36)

今ではWHITESNAKEのKey奏者としても知られるイタリア出身の実力派シンガー、ミケーレ・ルッピ。それまで「メロパワ・フィールドの人」との印象が強かった彼氏に対するイメージを大きく覆す切っ掛けとなった(これ以前にもMICHELE LUPPI'S HEAVENとかもありましたけども)プロジェクトLOS ANGELSのデビュー作。'08年発表。
FRONTIERS RECORDSバックアップの下、トミー・デナンダー、ファブリッツォ・V・グロッシ、グレッグ・ジェフリア、デニス・ワードといった同レーベルお馴染みの仕事人勢の協力を得て制作されている本作は、ほぼ全曲がオリジナルで固められていた次作『NEVERLAND』(’10年)に対し、リチャード・マークスをメインに、クレイ・エイケン、BRIDGE 2 FAR、エドウィン・コリンズといったポピュラー・ミュージック・シーンのアーティスト達の楽曲に挑んだカヴァー曲集の体裁が取られています。(中にはゲイリー・ムーン在籍時代のNIGHT RANGERなんつーマニアックなチョイスもあったりも)
ルッピの音楽的ルーツを開陳するようなAOR/産業ロック・アルバムゆえ、メロパワ路線を期待するとスカされてしまいますが、収録曲はフックの効いた端正な逸品揃いの上、オリジナルに比べるとHR色を増したアレンジが施されていますし、何よりVISION DIVINE時代から定評のある、彼の伸びやかなハイトーンVoはやはり惚れ惚れする素晴らしさ。パワーはセーブ気味に、よりまろやかで繊細な表現力にフォーカスした歌唱が映えるOPナンバー①は名曲ですよ。
次作ともども、ミケーレ・ルッピのシンガーとしての才が存分に発揮された力作です。



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