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NEVER TOO LATE (2012年)
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NEVER TOO LATE
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解説 - NEVER TOO LATE
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Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★★ (2012-11-14 22:09:14)

VOICE OF ROCK、ジミ・ジェイミソンが'12年に発表した3rdソロ・アルバム。
今回、彼の相棒を務めているのはエリック・マーテンソン。W.E.T.やECLIPSE、それにトビー・ヒッチコックとの仕事等で既にメロディアスHRファンから篤い信頼を獲得している彼氏ですが、ここでもメロハー職人として期待に違わぬ仕事振りを披露してくれています。
経年劣化とは無縁の、パワフル且つ雄弁なジミ・ジェイミソンの歌声を、透明感と叙情味を湛えた北欧ミュージシャン勢の的確な演奏がバックアップするサウンドは、もろSURVIVORを思わせる爽快さとポップな高揚感が溢れ出す①②③の畳み掛けを挨拶代わりに、ジミが歌うに相応しい洗練されたアメリカン・メロディアスHRのシルエットを、アルバム全編に亘って美しく描き出しています。
SURVIVOR時代の盟友ジム・ピートリックがブレイン役を務めた前作『CROSSROAD MOMENT』(これまた捨て曲なしの傑作)に比べると、幾分ハードな味わいも堪能させてくれる本作ですが、取り分け、タイトルからしてニヤリとさせられるアップテンポ⑤と、ポロポロと奏でられるピアノのイントロから劇的に盛り上がっていくメリハリの効いたHRナンバー⑧⑨は、そうしたアルバムの方向性が理想的な形で表現された名曲と言えるのではないでしょうか。




2. 失恋船長 ★★★ (2022-10-20 12:31:01)

恐らく彼のキャリアではラストアルバムとなった一枚でもあるメロディックロックの総本山、フロンティアレーベルからリリースされたソロ。北欧系アーティストを従え、完全にジミ・ジェイミソンにファンが求める音楽性を寸分違わぬ展開している。爽快感マックスの叙情派ハードポップソングに清々しさ、ジミの力強いがチョイ切ない系のハスキーヴォイスと完璧なマッチングを魅せていますね。ピアノに導かれ始まるタイトルトラックなど、彼の専売特許だろう。SURVIVOR、JOURNEYと言ったアーティストが好きなメロディ派にはたまらんでしょう。王道路線を堂々と闊歩する横綱感、若き北欧系アーティストの助力を得ながらも、けしてファンの期待を裏切らなかった作風は、まさにフロンティアレーベルの成せる技でしょうね。
曲ありきのジミだったのか、ジミありきの曲だったのか興味も尽きないが、古典に埋没しないフレッシュ感を持ち込めたのは若き才能だったのは間違いない。



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