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Children of War (失恋船長)


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Children of War
不気味なアートワークが目を惹きます。まるでダリオ・アルジェントの映画みたいなジャケットですが、その不気味さから底知れぬ恐怖と地下室サウンドを想像するのですが、思いのほかストレートに疾走するパターンのバンドサウンドに驚きました。ドイツ製ですが、所謂ハロウィーンタイプの底抜けに明るくコミカルな陽性スタイルとは無縁のキリキリとしたマイナースタイルのサウンドを披露、ドイツというよりは、ベルギーあたりのスピードメタルを想起させる線の細いギターに懐かしさを覚えます。リリースが1986年という時点でも少々、レトロの作りでもそこが一番の魅力というのが、このバンド最大の魅力だ。
そしてふとしたフレーズに、オカルト的な陰影を盛り込みジャケットにある、犯罪の影が忍び寄る不穏な空気を演出してくる。
今作一枚で消えた為に、バンドの詳細は不明だが、この一筋縄ではいかないアレンジと聞かせる手腕、王道を押さえつつも在り来たりに聴かせなかったアイデアは1stとして合格点だろう。
欧州由来のマイナーメロディは引き出しも多め、その練り込み具合も引き込ませてくれますよ。

失恋船長 ★★★ (2022-12-08 15:52:18)