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As Above, So Below (失恋船長)


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As Above, So Below

90年代から活動を続けるジャーマンスラッシャー、ジャーマンスラッシャーの諸先輩からの影響もくみ取れるが、より一層磨きを掛けるの古典的なメタルから現代的なスタイルも柔軟に取り込み王道路線へと変換。
古さに埋没しないアイデアと、焼き回しに陥らない直球勝負な清いスタイルがなんとも魅力的です。
ヘヴィでダークというよりはスカッとキレのある面を強調しているので聴きやすさを誘発しているのは間違いない。小気味よく繰り出されるリズムとリフ、強靱なグルーブを叩き出すサウンドはスラッシュメタルならではのダイナミズムに溢れておりギターも巧者、臨機応変にメロディアスなパートも持ち込み、楽曲に豊かな表情をつけている。
このバンドの魅力は有機的な絡みを感じさせるところにある。やり過ぎないサウンドミックス、そして人間味を感じさせるギターチーム、そういう血の通ったプレイが根幹にあり、デジタル加工臭と押さえているのも好感が持てる。
ハッキリ言えば2000以降のバンドが捨てたモノを彼らは広い集め、血となり肉となる形成をしてきたと言える。
個人的には懐かしい時代を体感させて貰った。本来あるべきメタル道、いつからあんなに、極端な音作りやメカニカルなサウンドが主流になったのだろう?懐かしいだけじゃない現役感、ここで聞ける王道スタイルはベイエリア系が好きな人もイケるでしょうね。スラッシュメタルのリバイバルブームにはこういうバンドの存在が必要不可欠だったでしょう。まさにNWOTSMですね。

失恋船長 ★★★ (2022-12-13 15:37:31)