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Something Wicked This Way Comes (2017年)
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Something Wicked This Way Comes
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解説 - Something Wicked This Way Comes
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1. 失恋船長 ★★★ (2023-01-02 00:09:01)

知らない内に再結成を果たしていたNWOBHM史を語る上では外せないドラマー、我らがサンダースティックの帰還です。
幻の2ndからマテリアルを選出という話題性もマニアには興味を注がれるポイントでしょうが、ジョディー・ヴァレンタインという大きな損失を、どういう形で埋めたのかも注目ですよね。
そのパワフルな歌声は前任者と比肩しても問題なし、派手目のドラムを前に出したロックオペラ風のサウンドをコントロールするのにピッタリの逸材、あらゆるタイプの楽曲を自分のモノとし絶大なインパクトを誇っています。少々AOR調だった1stと比べてもダイナミックで親しみやすいロックサウンドを提示、その古典的な手法は今の時代、逆に新鮮に映り懐かしさと共に手堅いハードサウンドを聴かせてくれる。テクノロジーの恩恵は、自主制作盤でも遺憾なく発揮、少々ドラムがウザいミックスも1stを思い出させ懐かしいのだが、実力はあるが、売れ損ねてサンダースティックの現役感バリバリのドラムを聴けるのは嬉しい限りです。
かつてIron Maidenでドラムを叩き、SAMSONで名を上げた覆面レスラーならぬ覆面ドラマーの数奇な運命、今作にはそういう重みがどこかにじみ出ています。いぶし銀のパワードラム、極悪スプラッターホラー映画ジャケからは想像も出来ない、バランス感覚に秀でたメインストリーム寄りの硬派なハードサウンドが楽しめます。親しみやすさが軟弱にならなかった構成力に舌を巻きましたね。



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