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KRYPTONITE (2017年)
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KRYPTONITE
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解説 - KRYPTONITE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2023-01-07 08:33:24)

THE POODLESの成功、ヤコブ・サミュエルも余裕のある生活を送っているでしょうね。プロデューサーはアレサンドロ・デル・ペッキオ、ヤコブと一緒に曲を作り、レーベルはFrontiersときていますから、メロディ派マニアなら安心して手を出せる作品。信頼度のあるレーベルですからね。ギターにマイケル・パレスってのも、ダメ押しの安定感です。
お膳立ては揃っています。もはやレーベル謹製のサウンドです、それだけに真新しい出会いや、裏切りはありません。その信頼と実績のあるスタイルから繰り出されるブランド力、ベタに敵うモノなしを思いっきり体感させてくれます。

そんな中でありきたりに陥らないのはヤコブ・サミュエルの金属質な歌声、柔和なサウンドの中でアクセントとなっている。流麗なギターワークも我を張らないが実にツボを押さえており、的確なギターワークが邪魔することなくドラマを演出することに一役買っているのも見逃せませんね。
リズム隊もポンタス・エグベリにロバン・バックってのもメロディ派には親しみやすい顔でしょう。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2024-12-18 01:13:03)

無敵のスーパーマン唯一の弱点として知られる物質からバンド名を頂戴して(るんじゃないかな?多分)KRYPTNITEを名乗ったスウェーデンの4人組が、'17年にFRONTTIERS RECORDSから発表した1stアルバム。
メンバーはTHE POODLESのヤコブ・サミュエル(Vo)を中心に、近年はPALACEやFIRST SIGNALで良い仕事しまくりのマイケル・パレス(G)、現TREATのポンタス・エグベリ(B)、ECLIPSE、W.E.T.他のロバン・バック(Ds)という、いずれも腕に覚えのある面々。更にプロデュース兼ソングライターとして名手アレッサンドロ・デル・ヴェッキオまで参集しているのですから、アルバムの方向性もクオリティの高さも、メロディ愛好家諸兄であればある程度推察できるのではないでしょうか。(実際その予想は当たっています)
正直なところ、1+1が10や20になるようなマジックの発生は感じられず、「この顔触れならば、そりゃこれぐらいの作品仕上げるのは余裕だよね」レベルに留まっているとの印象は拭いきれないところではあるのですが、だからといって本作の素晴らしさにケチなどつけようもないわけで。特にヤコブの熱唱型Voと、アレッサンドロが作り出す哀愁とフックの効いたメロディが絶妙に組み合われた④、ブルージーなイントロから高揚感溢れるサビメロへの展開が胸を打つ⑤、感動的なバラード⑦といった秀曲が並ぶ中盤には、メロディ職人達の底力を見せてもらった気がしますよ。
メンバー各々が本業を抱えて忙しいせいか第2弾アルバムの噂は一向に聞こえてきませんが、お代わりを所望せずにはいられない聴き応え十分の力作です。



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