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This World (失恋船長)


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This World

知る人ぞ知るアメリカのロックバンド。90年代の中頃、唄モノロックにも手を出しているワタシに友人が教えてくれたバンド。哀愁のメロディが良いぞと言うので、期待をして聴くとオープニングはいきなりアメリカンなロックナンバーにずっこける。そして②はファンクでご機嫌なロックナンバー、③もスローな出だしだが中盤は一転、跳ね出すハードサウンドへと以降、ワシは唄モノを期待していたぞと、完全に騙された気分でしたが、④位から気分を盛り返します。ある意味、アメリカンプログレ風味のある唄モノ、その優しいメロディを歌声に機嫌も直りますよね。
でも冷静になると③なんて起伏のある展開でバンドの力量を推し量るものだし、ファンキーな②も悪くない、①だって掴み的には悪くないのだが、唄モノを所望していたワタクシが面喰らっただけなのですが、そのファーストインパクトのマズさは永遠に引きずりますね。

それ以外にも割とハードな面が強く打ち出しており、唄モノではありません。ある意味、パワーポップとも言うべき力強さ、ロックの持つ粗暴さを上手く打ち出し普遍的なスタイルへと昇華している。
甘口の舐められるような音楽とは一線を画す本格派であり、適度に柔和なキーボードなどを盛り込むがエッジを効かせた⑥など、このバンドの両面をフォローする一曲だろう。

唄モノを欲しがったワタクシに、これを勧めたのは完全に間違いだし、出来ればそういう先入観のない中で聴きたかったマニアックな一枚である。なによるアイデアも豊富でバラエティに富んだ一枚だった。
Rock Candyから2009年にリマスタリングによるCD盤が出ていますので見つけたらゲットでしょうね。
アメリカンプログレ風味のある唄モノサウンドが好きな人ならば、⑥なんて引き寄せますよ。泣かせの⑦、感動的なスローバラード⑩とか、ハイライトになる曲もありますのでね。チョイと武骨なロック集が評価をわけるのかも知れません。

失恋船長 ★★★ (2023-02-17 00:54:32)