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Their Greatest Hits 1971–1975 (1976年)
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Their Greatest Hits 1971–1975
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解説 - Their Greatest Hits 1971–1975
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1. ひょうすべ ★★★ (2023-03-22 07:36:57)

レコード会社は、EAGLES以上にロケンローだ。

新曲もなければ、アルバム未収録曲もライヴも入っていない。全て既発の曲で作られたベスト盤。
それ以前に、発売に関してメンバーの許可を取っていない。
当然、選曲、曲順にもメンバーは一切絡んではいない。
アルバムジャケットも『呪われた夜』制作時の最終候補オチだったもの。

この頃のEAGLESは不安要素だらけだった。
アルバム『呪われた夜』が全米1位を獲ったものの、バーニーの脱退によるボーカルハーモニーの不安。
よりによって新加入が、ジョー・ウォルシュというファンキーな自由人。
『呪われた夜』の次のアルバム制作が全然進まない。

なので、勝手に出してしまった。

そんなベスト盤なのだが・・・・

今まで出したアルバムが、全て “このアルバムの為ではないか?” と勘繰る程の出来上がりだ!
メンバーの意見を反映せずに、第3者が選んでいる事が功を奏したと思う。

EAGLESを一番知っているのは、メンバーではなく、レコード会社だったようだ。

もしも、このアルバムを持っていないが、EAGLESの「One Thease Night」までを持っていたり、
別のベストアルバムを持っているのであれば、是非、この曲順でプレイリストを作成して聴いて欲しい。


Side one
1."Take It Easy" (from Eagles)
2."Witchy Woman" (from Eagles)
3."Lyin' Eyes" (from One of These Nights)
4."Already Gone" (from On the Border)
5."Desperado" (from Desperado)

Side two
1."One of These Nights" (from One of These Nights)
2."Tequila Sunrise" (from Desperado)
3."Take It to the Limit" (from One of These Nights)
4."Peaceful Easy Feeling" (from Eagles)
5."Best of My Love" (from On the Border)


このアルバム。売りも売ったり、4,500万枚。東京都民が1人3.2枚持っている計算だ。
このベスト盤がEAGLES史上どころかアメリカ史上で一番売れたアルバムであり、全世界でも2番目に売れたアルバムとなった。
※諸説あり
レコード会社にしてみれば、これで制作中の次作がこけて、EAGLESが崩壊しても、充分過ぎる程稼ぐことができた。

でも、次作は、とんでもないアルバムをつくっちゃったんだけど・・・。


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