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INVISIBLE QUEEN (2023年)
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INVISIBLE QUEEN
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解説 - INVISIBLE QUEEN
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2023-04-14 14:00:50)

今作が最後のアルバムをアナウンスされているらしい?正直驚いているのだが、詳細はサッパリ分かりませんので割愛します。
一度は解散するの2000年に復活、その後もコンスタントに作品をリリースしてきたが、今作はかなりインターバルがあり、どうしたもんかな?と思ったらラストアルバムとは残念である。
浮ついたイメージを抱かせなかったガチンコジャーマンスラッシャー、ピーター・ゲルタートのギターは前作同様、切れ味鋭いギターワークで魅了、ノイジーに叫び上げるサウンドメイクと相まって実に暴力的である。テクニカルな要素も前作同様押さえている、バンドを支える重責をまっとうしていますね。
個人的に、こういうサウンドメイクは得意ではなく少々ザラつきすぎなのだが、現代的なフィルターを通し、古さに埋没しない現在進行形のバンド、より広い層に訴えかけるような作風にしたかったのだろう。

二枚組でリリースもされているとのことだが、そのDISC2に当たる作品は、今作を豪華ゲストが歌い上げるという贅沢な仕様、サビーナVSな志向は実に面白いですね。

年齢的にも、このスタイルを貫く努力に驚きますが、サビーナ嬢、最後の咆哮。邪悪なる闇の咆哮を堪能しますね。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2025-03-04 00:43:11)

ジャーマン・スラッシュ・シーンのゴッド姐ちゃんザビーネ・クラッセン(Vo)率いるHOLY MOSESが、長きに亘る活動に終止符を打つべく豪華ゲストを迎えてレコーディングを行い'23年に発表した12thアルバム。
これが最終作という事実には落胆を禁じえませんが、最高の状態をキープ出来ているうちに身を引きたいというバンドの気持ちは分かりますし、「まだやれるじゃん」と求めていた筈のファンが、ある日突然「まだやってたの?」と手のひらを返す光景をこれまで何度も見てきたので(自戒の念を込めて)安易に「もっとやって欲しい」とは言えないかなと。
何より本作が有終の美を飾るに相応しい高いクオリティを有していることが嬉しいじゃないですか。ほぼ全編をブルータルな疾走ナンバーで固めた本編は、スラッシュ・メタル然とした前がかりの突進力とベテランらしい構成力とが同居した、なるほど確かに「2ndと3rdをミックスしてデス/ブラック・メタルのエッセンスで割った」との説明がしっくり来る仕上がり。ただそうなるとウリ・カッシュに比べてドラムの迫力不足というか小粒感が気になってしまうところではあるのですが、サウンドをタイトに支える演奏は手堅いですし、ザビーネの別れの挨拶というべき咆哮Voと、キレキレなGをフィーチュアして突っ走る①③⑨辺りのカッコ良さには痺れるモノがありますよ。
前作『REDEFINED MAYHEM』(’14年)も悪い作品じゃなかったですが、あれが最終作になっちゃうと多少モヤらなくもないので、こうして幕引きに相応しい力作をドロップしてくれて本当に良かった。あとは出来ればフルのライブ盤をリリースしてくれませんかね?



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