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1. 失恋船長 ★★★ (2023-06-07 18:35:00)

復刻盤に余念の無い、マニア筋から愛されるレーベルHigh Roller Recordsからリリースされた幻の一枚。彼らが世に残したデモ音源やコンピ作に提供した楽曲などを元に作り上げた一枚なのですが、これがNWOBHM謹製のドストライクな作風。湿り気を帯びたメロディと疾走感、絶妙なバランス感覚でヒリついていきます。
掘り起こしNWOBHMはマニア限定みたいなノリがあり、部外者厳禁な面も強いが今作はワリと広い層に訴えかける柔軟さがあり音質も、思っていた程酷くない。むしろ当時の空気感をパッケージしており、タイムトラベラー感覚で勃興するNWOBHMの空気を追体験出来る仕様だ。

このバンドを有名にしたのはラーズ・ウルリッヒが監修したコンピ作に選出されたのがきっかけと聴かされているが、日本にいるとこの手のバンドの情報は入ってきませんねぇ。我が国でも確実に需要のあるNWOBHMサウンド。評論家の目に留まりブレイクしたのがプレイング・マンティスですが、それ以外にも魅力的な、むしろど真ん中のNWOBHMは沢山います、こういうのに手を差し伸べるレーベルが現れるかが重要ですよね。

適度な疾走感と憂いを帯びたメロディ、攻撃的なサウンドが過度に怒りをため込んでいないので実に聴きやすくまとまっています。全体的に癖がなくクオリティにばらつきがない、アルバム単位で勝負できる一枚ですね。当時、アルバムリリースにこぎ着けられなかったのが悔やまれるようなクオリティです。



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