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The Sinner Rides Again (2023年)
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The Sinner Rides Again
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解説 - The Sinner Rides Again
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. うにぶ ★★★ (2024-01-08 18:34:26)

'23年の2ndです。色々吹っ切れて、本格的に集中してバンド活動に勤しんでいるようで何よりです。
1stではJP色が過去を引きずっているように思えたのですが、2ndまできて、K.K.は「SINNER」や「THE SENTINEL」といったJPの曲世界の続きを描いていきたいんだなーというのがはっきりしました。
ここまでタイトルと歌詞を盛り込むんだもの、相当こだわりあるんですね(「SINNER」は手元のCDじゃK.K.のクレジットはないんだけど、もう自分の一部みたいなもんだったんでしょーか)。
前作にあったようなポップ曲を廃し、ひたすらヘヴィに攻め立てるところが良い感じ。うーん、メタルだ。
日本盤ボーナスのインスト・ヴァージョンを聴くと、(4)「ONE MORE SHOT AT GLORY」はショーンとトニーが主役級でギター隊がいぶし銀の働きをした曲、(9)「WASH AWAY YOUR SINS」はリッパーの歌が入らないと曲が成立しないアレンジになっていて、バンド全員が目立つようになっています。そういうところも仲良さそうで、なんか好き。
超名曲が入っているとか超名盤とかいう作品ではないのですが、凄まじい歌唱と熱いツイン・リード・ギターが入った高品質ピュア・メタルとして末永く愛聴するであろう宝物です。




2. 失恋船長 (2024-03-11 09:40:17)

このバンドの成り立ちがどうしても批評に影響を与えますよね。前作の反省点を生かしバンドとしての本気度も上がっているのですが、最大の欠点はズバリ、KKがJPに戻っておいでと言われたら明日にでも解散するバンドという点に尽きる。

その腰掛け感がどうしても感性を曇らせる。素直に耳に届かないのだ。これがJPに憧れる新人バンドならば評価も違うのだが、なんとも言えない割り切れない気持ち。楽曲タイトルも悪ふざけしているなぁと、イジらずにはいられないものであったりと気になる点が多すぎる。

はやりフラットに聴けないとダメなんだろうが、ネガティブな要素が多すぎる。KKもいい加減に腹をくくり本気でバンドをやってほしい。そしてJPもどき&パクリと手を切り、おれもJPの一部なんだ、遺伝子を引き継ぐバンドなんだという考え方にシフトチェンジして欲しい。ネガティブな要素を排して音楽と向き合えば出てくるものが違うだろう。

正直、何にも考えないで聴けるかが最大のポイントだ。正統派メタルとは、ある意味ありきたりである。そのお約束感を大切にして新たなるものを積み上げられるかが重要。本来はイイ曲だ、バンドとしてもガチでメタルをやっているのに、張本人の腰掛け感が透けて見えるのが問題。心なしか、リッパーもヤケクソ気味に咆哮している。
リッパーの引き出しをもっと開けて欲しかった。

全ては、バンドとアーティストに対する思い入れでしょう。SAXONが分裂して、Graham Oliver's Armyができあがり、SAXONの曲をカヴァーしても異論はないのだが、こちらには少し違和感がある。

うーん余計な事を一切考えなければ、KK復活作である。前作の突貫工事感もなく練り上げられている。でもなぁ。これはワタクシ個人の問題なんですけどね。素直に耳に届かんのよ。まぁ勝負は次の3枚目だろう。頼むぜKK。本家を見返して欲しいねぇ。



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