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DRUDGING THE MIRE
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解説 - DRUDGING THE MIRE
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1. kamiko! ★★★ (2023-10-31 20:13:07)

オーストラリア産ドゥームメタル2011年作
一応ドゥームメタルとしたが、メタル要素が控えめになり、オルガンドゥーム色を前面に出した作品だ。
前作ほどイタいジャケではないが、まあ、子どものような物体が描かれるジャケからは不穏な空気が。
メタルサウンドとしてはオススメできないが、底辺のドゥームを求める人には、まあオススメできる。
世界への絶望と、鬱々とした内省的なコンセプト、そこに子どもの誕生が絡んでくる世界観は相当イタイ。
フェミニズムと人類への憎悪を感じるこの生理的気持ち悪さが、この作品の唯一性でして
ドゥームというジャンルの作品の中では、群を抜いてドゥーム度が高い真性さを帯びた作品なのだ。
この世界観に没頭できる人にとっては、この盤は神盤になるだろうし、生理的に拒絶感を感じる人は
ゴミ以下の、音楽自体を冒涜していると感じてもおかしくない最低の盤、という評価になりそうだ。
ボクは結構この盤は購入当時は聴いたが、好きかと言われると結構微妙。
オルガンを前面に出し、終始スローな展開。ワリと苦行ドゥームフリーク向け。
ただ、急展開する箇所が僅かにあり、そこが聴きどころでして、静から豹変するような女声ヴォーカルに狂気が感じられる。
思想的に良い悪いは別にして、世界観の唯一性というレア度の高さと、このテの思想家が何を思っているのかの資料
としての興味、という点で一応★3という評価にしてみた。



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