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RISEN SYMBOL (2024年)
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RISEN SYMBOL
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解説 - RISEN SYMBOL
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1. 失恋船長 ★★★ (2024-06-25 01:57:14)

先行公開された曲からも漂っていました安定。このバンドに対しては、その一言に尽きます。リッチー・ブラックモアの後継者として、リッチー的フレーズを随所に盛り込んだプレイが生み出すお約束感、もはや何があろうともアクセルに突然変異はありません。
④曲目に登場するZEPのカヴァーも(なぜこの曲順でZEPなの?)もうアクセル流儀に染め上げ大胆なアレンジを加えています。

中世ヨーロピアン調の作風は今まで以上にシェイプされており、長尺のナンバーも投げ出されないように工夫を凝らし自分たちの流儀を貫いています。それだけにご新規さんにとっては、優しい音なのだが様式美系が苦手な人には、まだやっているよと時代遅れの烙印をおされるアルバムではある。

確かに今どきリッチー・ブラックモアの後継者と言われても、本家がルネッサンスの世界へ旅立った今、インパクトも味もしない。
せめてリッチーがパープルに復帰してアルバム作るとかのウルトラCでもない限り、話題にはのぼらんよ。

国内盤のリリースが見送られた時代の方が長くなった正統派メタルの勇者アクセル。今現在、後継者が見当たりません。
残念だぁ。この路線はなくしてはいけないよ。

それにしても、こういう音をやるバンドがメジャー流通でリリースされるドイツの環境が本当に羨ましい。日本が見捨てた音楽を拾い展開するお国柄と豊かな経済力。もはや観光立国として東南アジアレベルの扱いをうける日本。
そりゃ、サブラベルズをKEEP IT TUREが招聘するよね。日本じゃありえない座組だもん。羨ましいわ。



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