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BODY AND SOUL (1991年)
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BODY AND SOUL
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解説 - BODY AND SOUL
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2024-07-23 01:22:57)

80年代前半にデビューし、大なり小なりの成功を手中に収めたバンドのメンバーが自身のキャリアが一段落したことを契機に、今度は新人の育成業に乗り出す事例が目立った90年代初頭。オハイオ州シンシナティ出身の女性シンガー、スージー・ハットンはPOISONのブレット・マイケルズの全面バックアップを受けて'91年にこの1stソロ・アルバムを米メジャーのWEA RECORDSから発表しています。
才能に目を留めたというよりは、当時付き合ってたにあった恋人のデビューに手を貸したというのがぶっちゃけたところのようで(POISONの“FALLEN ANGEL”のPVにも出演している)、正直シンガーとしては声質にパンチが欠け、表現力もまだまだ発展途上。ただ貫禄に乏しくとも「一生懸命歌ってます」感はひしひしと伝わってくるので、ブレットならずとも応援したくなる気持ちは分からなくもないという。
また収録全曲の曲作りに彼氏が関与しているだけあって、甘くキャッチーなOPナンバー①、ゴキゲンに跳ねる②、サックスをフィーチュアしたゴスペル風バラード③…といった具合に、明るく軽快なロックンロールはPOISONにも通じる親しみ易いポップ・センスに彩られた仕上がり。まぁスージー嬢の歌唱力同様、これ!という決定打に乏しいため全体を通じて強烈なインパクトを残せていない辺りは歯痒いものがありますが…。
2枚、3枚とアルバム・リリースを重ねてシンガーとしての実力アップを披露して欲しかったところなれど、残念ながら本作が最初で最後の作品となり、間もなくブレットとも破局した模様(それに関しちゃ「良かったんじゃね?」と思わなくもない)



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