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1. 失恋船長 ★★★ (2024-10-03 04:18:41)

1987年にフルアルバムをリリースして、その後の消息を掴めないUS産の正統派メタルバンドの1st。このバンド時代的にはグラム系の洗礼は受けているが、根幹にあるのは生粋のメタルサウンド。甘めのヒステリックなシンガーが噛みつくようにシャウト、グラム系特有の妖しげな旋律を歌い上げたかと思えば、合間に哀愁のツインリードを導入、アメリカ産というよりはアメリカ寄りの欧州産メタルのような独特の響きがあり、そのコントラストが島国ニッポンの感性に訴えかける。
まぁオフィシャルのCD化はなく、今のところブート盤しか確認出来ない幻の一品だが、もはや権利の関係、さらにはオリジナルのマスターテープの行方など考えると、このアンオフィシャルな音源でもやむなし的な気持ちにさせる一枚でもある。

③のようなスローナンバーでは子供を寝かしつけるように語りかける歌い出し、ロマン溢れる甘美なバラードもツッコみ小技を効かせている。音質は当然良くないのだが、そのギラリと光るアイデアとアレンジに耳が持っていかれます。
如何せん、情報が少ないので、このバンドの消息も全く分からないのだが、アメリカというメタルシーンの奥深さを知らされる一枚でもある。泣きメロに弱いマニアならば、胡散臭いが安価なブート盤に手を出しても損したとは思わないだろうが、でも気が引ける。
その葛藤を乗り越えさせるだけの、秘宝発見感は強いのが作品のもつ魔力である。

細かい点は目をつむって欲しい。あくまでもインディーズレーベルからのリリースなのだから。



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