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Rat Race (1990年)
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Rat Race
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解説 - Rat Race
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1. 失恋船長 ★★★ (2024-12-15 17:54:39)

90年にChrysalisからデビューを果たしたUS産のHM/HRバンドの1st。自主制作したEPからも選曲されているが、このバンドL.A風味のスリージーさも加味されているが、ブルージーな味わいの中に骨太なロックサウンドを上手く練り込み軽薄に聴かせないバランス感覚で勝負している。
L.AガンスやKIXと言ったバンドの要素が強く、ガンスシンドロームに陥っていない。
ポッと出の新人ではないので叩き上げた腕がある。その見せ方の上手さと配合比が評価を別けるだろう。やはり、どこか個性不足というか、置きにいった感は否めないのだが、それでもダイナミックなハードサウンドは硬派な男の匂いを漂わせ、女子供を相手に金儲けをするだけではない、本格派の片鱗が見えているのに好感が持てる。まぁメディアからの評価が結審する風潮があるだけに、この音が高評価を得られるとはお思えないので残念である。
ドラマーがほとんどの曲でクレジットがあり、ドラムソロも披露したり、⑥と⑩でリードヴォーカルと担当と、バンドの主導権はドラマーにあると思うのだが、ギターを弾きリードヴォーカルも担当するブライアン・ジャックは、今作を最後にバンドを脱退。ソロアルバムをリリースしています。そのソロがメロディ派マニアから高く評価されサブスクでも見つけられないので、高額商品になっています。

このバンド、メジャーではないかもしれないが、実力は十分にある。適度なコマーシャル性、アメリカンロックの王道からブルース、そして少々匂わせるパンキッシュな響きと、上手くミックスして味付けも上々と個性を見せている。国内盤も出ているので、一定のクオリティは保持しています。やはり技術的に安定しているという点が大きいですよね。POISONとか下手だったもんなぁ。



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