アルバム本編ラストを飾る8分弱の大作だけに、このバンドらしい強引なまでの展開が目白押し!(笑) この曲には『SLEEP』のサビメロに似たメロディが登場するが、一度そのままそのメロディが登場した後、メロディがメジャー・キーからマイナー・キーへと移行。この移行の仕方は非常に自然で巧い!!「あの合唱向き楽しげメロディが、キーを変えるとここまで哀愁含んだものになるのか!!」と驚愕。 そのマイナー・ヴァージョンのサビメロは前作の『LAND OF THE OLDEN GLORY』に迫るカッコ良さ!!それを爆走リズムに乗せて演られるんだから、血液の高騰を感じずにはいられないね!! ドラムの生み出すスリルもこれまた美味美味。
前作でいうLAND OF OLDEN GLORYに位置する曲だろう。 LAND OF OLDEN GLORYはサビの殺傷能力がとても高いのに対し CARPE NOCTEMは曲全体の完成度が高いと思う。 Gソロが愉快な雰囲気を醸し出しているように思えるがクラシカルな感じもあり気に入っている。 Wuthering Heightsの新しい代表曲になったと言えるでしょう。