アメリカのごった煮ハードコア系バンドの2ndフルです。これもカオティック・ハードコアって言うのかな? 色々ごっちゃになってます。グラインドコア/デスメタルの要素が強く、ヴォーカルは濁声で、ブラストビートも多用されています。後はインダストリアル/ノイズ/テクノ的な音も。(15)「blood in my eyes pt.2」なんてブレイクビーツ/ドラムンベースにデス声という変態ぶり…。 ただサウンド・プロダクションのせいか迫力が足りないのが残念。色々混ぜたって言っても、ブルータル・トゥルースやディリンジャー・エスケイプ・プランみたいにぶち切れたテンションじゃないし。 まあそれなりに面白いです。日本盤は本編15曲にボーナスで本編より曲数の多いライヴが収録されててお得です。