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HOLY LAND / ANGRA
このアルバムが人気ないのはブラジル系の曲が結構入ってるからかな?
でも、結構いいです。聴けば聴くほどいい曲が出てくるでしょう
衝撃の1stの興奮冷めやらないうちにリリースされた2nd。
“クラシック風味"は残しつつ、自らのルーツであるブラジルの民族色(特にリズム)を大胆に取り入れたことにより、オリジナリティとアイデンティティを前面に押し出してきました。基本的な路線は踏襲しつつも、個人的には疾走曲の魅力がイマイチなのも確か。前述の民族色が濃く、HMアルバムとしては異色な仕上がりだと思います。1stのような噎せ返るようなクサさのメロディはちょっと影を潜め、ある意味プログレ的ともいえる不思議な曲展開に違和感を覚えた人も多かったのでは?とにかく「リズム」に重きをおいた作品だと思います。個人的には④“CarolonaⅣ"などは1stに無かった新たな魅力が詰め込まれた名曲だと思います。
まあ初めての人は「ANGELS CRY」か「REBIRTH」を先に聴いた方がいいのかも。
29さんの言うとおりで全体的に民族色が強いですね。ただZ.I.T.OやNOTHING TO SAYの様な疾走曲は相変わらずアングラっぽさが出ており特にZITOなんかはアングラの名曲に入るのではないでしょうか?ただ今回のサウンドプロダクションは失敗かも。兎に角、音が軽い。イングヴェイのマグナムオーパスみたいにベース音がなかなか聞こえない。迫力がないのである。VOに関してはそんなひっくりかえす場面も少なくなったので多少は聞きやすくなったが…
95年発表の2nd。
民族音楽の要素をふんだんに盛り込んだ意欲作。
実験色が強い作品だが、楽曲の質を損なうことなく上手く消化している。
スピード・チューンだけが彼らの魅力ではない。
2作目でここまで大胆な取り組みが出来る才能・自信は凄い。
87P
1343さん、おっしゃるとおりです。(拍手)
こういう建設的な実験は大歓迎だ。
安直にカッコいいスピードチューンでまとめたとしても、ぼくはもうあんまり大げさに感心したりはしない。
こういう、何らかの要素をHMのフィールドで消化しようと試みる取り組みの中で、名作を超えた画期的作品が生まれると思うし、そういう、意欲に満ちた作品は、聴いていて飽きない。
聴くものを脱皮させるような作品が、僕は好きだ。
ANGRAはこういうスタイルが一番はまると思う。
安心して聴けるし、俺としてはかなりきにいっている。
完成度でいったら1stにもひけをとらないと本当に思う。
ちゃんと聴いた事ない人はもう一回聴いたほうがいいかも。
ようへい 2002年10月16日(水)10時40分
このアルバムは評価が結構低いようだけど、僕にとっては1st同様名盤ですよ! スピード好きには物足りないかも知れないけど、メロディは癖になるほどいいよ。メロディといってもメロディックメタルのメロディじゃなく曲そのものと雰囲気(演奏力かなぁ)が抜群。1stが良くて2ndはいまいちという人はなんかちょっと浅いよ。ガキみたい。個人の勝手なんだけど、もっと聞き込んだら絶対良くなる!
ANGRAの2nd(これ)と3rdの再評価を希望します。確かに衝撃の1stから比べるとインパクトは薄いかも。リアルタイムで聴いたときはそう感じました。しかし結局多くのファンは「CARRY ON」を期待しすぎたんです。そしてあれと比べての本作の疾走曲「Z.I.T.O」や「NOTHING TO SAY」は確かに聴き劣りがします(比較しなければ良い曲です)。しかし、本作の魅力はむしろ疾走曲以外の曲にあります。具体的には「CarolonaⅣ」の圧倒的な展開に尽きます。そしてタイトル曲「HOLY LAND」の優雅さ、「DEEP BLUE」の寂寞感と荘厳さの融合。そういったプログレッシヴでシンフォニックな路線の充実振りが素晴らしい。QUEENとKANSASとSANTANAを足して、それをHR・NMの世界で表現すればこんな感じ。メロ・スピを期待しなければ充分に優れた作品です。
おお!あれから結構書き込まれましたね
<付けたし>
このアルバムって私いまだ聞いてます。特に私は受験生なので勉強の合間に聞いたりしています。ANGRAの曲は個人的にすごく癒されるんです(他のアルバムも)。でも唯一その[癒し]が一番すごいのはこのHoly Landというアルバムなのです。疲れたときに聴いてみてはどうでしょうか
ヘヴィ・メタル史上に残る傑作。SEPULTURAの『ROOTS』に並ぶブラジリアンHMの最重要作品と言っていいでしょう。ヘヴィ・メタルという音楽の枠を広げ、未知の領域を切り拓いて新たな可能性を明らかにしたこの作品は、真の意味でプログレッシヴであり、唯一無二のアルバムです。
1stも完成度の高い作品でしたが、このアルバムではその2〜3歩先を行っています。クラシック、ブラジリアン・ミュージックとメタルの融合度合いは前作を遥かにしのぎ、前例のない独自のワールド・メタルの創造に成功しています。
どうやったらこんなにセンスよくこういうメロディとリズムを合わせられるのか、何度聴いても不思議でならないのですが、不自然さは微塵も感じず、いつも新鮮な驚きと共にこの深い音楽世界にのめりこんでしまいます。
演奏陣もヴォーカルも、ただテクニカルだったり変わった要素を取り入れているだけでなく、細やかな表現に気を使い、人間的な温もりを曲に加味しているあたりも素晴らしいです。心から愛しいと思える音楽ですね。
「CARRY ON」パート2や、ストレートなクラシカル・スピード・メタルを求めていた人は失望したでしょうが、多様な音楽を楽しめる雑食性の強いリスナーにはお薦めです。
1曲ごとに具体的に魅力を解析などしていると字数がいくらあっても足りないので省きますが、全曲魅力的で、それぞれ異なった個性を持っています。
ただ進み過ぎた彼らについて行けなかったファンが多かったのか、次作以降のANGRAからはこういった大胆な試みは影を潜め、様式メタル方面にちょっと揺り戻った印象があります。
HOLY LANDの路線を受け継いだのは、脱退したアンドレ率いるSHAMANですが、向こうはさらに前進し、また当然ANGRAとは違った音楽をやっていて楽しめます。
これは個性的な名盤ですね〜
何よりメロディがいい!!!!聴けば聴くほど味わいが増してきますよ。
各曲がそれぞれ深いです。癒されます。
それに比べて3rdは数曲を除きつまらんかったなあ。
たしかに1stや4thと比べると目立たんかもしれないが、これは隠れた名盤。
民族的な要素が強く受け入れられにくいのかな?
じっくり何度も聴き続けると必ず良いと思えてくるでしょう。
やっぱりANGRAはブラジルの星ですよ、ウン。
★★
誰が何と言おうと、絶対アングラはこれ!!最初歌詞カードの地図とかキャロリーナⅣの出だしでひいたけど、聴きこむとかなり味のあるアルバムってことに気づく。とりあえず、nothing to sayとZITOだけでおなかいっぱい!この2曲の曲展開には脱帽。3や7もなかなかの佳曲。
「ANGELS CRY」は好き、でも「HOLY LAND」はもっと好きです、アンドレのヴォーカルも3枚の中では1番!「REBIRTH」はいいアルバムなんだけどアンドレ在籍時に比べるとやっぱり・・・ねえ。。でもエドゥが歌うMETAL ICARUSは鳥肌もんにいい!大阪までライヴに行ったかいがむちゃむちゃありました
なぜANGER CRYが囃し立てられてるのかいまいちわからん!!!
自分としてはHOLYLAND ファイヤー〜の二枚の方が全然いい気がする!
これ一般的評価低いの??
メロスピと言われる軽めの音楽とは一線を画した、HMの硬質なサウンドの中にクラシックや民俗音楽を用いてすこぶる高度なテクニックで味付けて、なおかつ優しいメロディが散りばめられた素晴らしいアルバムです。1st同様キーボードのシンフォニックな使い方が上手い。やはりAngraのパブリックイメージはこのアルバムでしょう。
ロックの世界でのこのような音楽性の融合ってあんまし好きなのが無いんだけど、これはすんなり自分の中に入った。自分が若い頃日本のHMバンドが流行ったんだけど、こういう大胆な方法論を取れたバンドがいなかったからあくまで一時のブームで終わったんだろうねー。日本人もこれぐらい自分の国に対して誇りを持てたらいいですね。
疾走曲が変調すればノリは半減。
疾走曲がすべてじゃないけど。
まあ、およそHM然とはしてない。
プログレっぽくさえある。
でもまあ、それがこのアルバムの味かな。
なんとなく、いいかんじ。
心にゆとりがあるときに聴きましょう。
けんしょー 2003年8月19日(火)20時14分
ブラジルではAngels CryよりHoly Landらしいです。
俺は同じくらい好きですけどね。
リアルにAngraを体感した者でもないのですが
Angels Cry→Holy Landという流れでアルバムの色が変化するのは
当時のAngraとしてはかなり凄い実験的アルバムだったのではないでしょうか?
その反面がこのサイトのような賛否両論という状況に達してもおかしくないと思ってます。
個人的に名盤。他のアルバムが良すぎただけ。
これはDream Theaterでも良く起きている「名盤比較現象(名盤同士を比較してしまいある程度の名盤も過小評価になりがちになる)」ではないかとw
それほどAngraは偉大だと思いますね。
長々と偉そうにすいません(^^;
自分の中ではAngraといえば間違いなくコレ。当然全アルバム持ってます。
そこらのメロスピ軍団では決してたどり着けない高みにある、まさしく孤高のアルバムだと思う。
メタルの音楽性・可能性を果てしなく広げたこのアルバムはもっと評価されるべきだと思うが、どうですか?
はじめて聴いたANGRAがコレでした。一曲目から悶絶でしたね。途中すこしダレますが
Z.I.T.Oで復活!!当時はよく聴きました。あとなにげにブリブリグビグビ言う(?)ベースが好きですね。
②⑧の疾走曲は文句なし
その他も独特の民族的雰囲気が漂い、癒し系効果をもたらす(個人的に)
疲れた時とかに聴けるメタルです
ぜるる♪ 2003年11月15日(土)13時52分
民族音楽的な要素が濃く、個性的な曲が多いアルバムです。
歌詞カードの地図も味が出てて良い。
1stの「ANGELS CRY」、4thの「REBIRTH 」とは感じが違いますが名盤だと思います。
頭の曲のインパクトやスピード感は「Angels Cry」だけど、こちらのアルバムもメロディでは負けていない。
確かに⑤HOLY LAND,⑥THE SHAMAN,⑦MAKE BELIEVEの非メタル3連続はキツい人も多いだろう。個人的に⑥は正直蛇足に思う。メロディにあまり魅力を感じないから。しかし⑤⑦のメロディはかなり好きだから良し。その後の⑧Z.I.T.O.でスピードが復活するけど、個人的にはそのスピードよりもサビのメロディが最高に好き!!これまた非常に魅力的な曲である。④CAROLINA Ⅳもプログレッシヴな展開ながらメロディが非常に良い!
ただ、先に何人か触れているが音が悪いよ。ギター・サウンドがヒャカヒャカ・ペラペラで、あまりベース音が聴こえない。よって薄いサウンドになってしまっているのが残念でしょうがない。⑧はもっと良好のサウンドで聴いてみたいなぁ。いずれ「Holy Live」を聴いてみたいと思う。
メタル・アルバムとしてはスピードが足りないが、メロディは十分過ぎるほどあるので、自分は前作になんら聴き劣りするところはないと感じる。メロスピ系が人気の日本で前作より支持が劣るのはわかるが、それではもったいない、という気がしないでもない。
と言うか、俺はこのアルバム、好きです!
VIPER〜SHAMANを通して、このアルバムの頃のマトスの歌い方が一番かっこいい
OBITUARY最高さんはイイこと言った!
もっと評価されるべきアルバムだ!!
2nd。
Drに新しくRicardo Confessori。
1stがメタル的要素の濃かったことを思うと、今作はややその傾向が薄い。
上の方々もレヴューされているようなブラジル的なサウンド、クラシックとの融合など彼らの持つバック・ボーンを窺い聴くことができる。
そのため、NIKEさんの仰った、「ブラジルではANGELS CRYよりHOLY LANDらしいです」という言葉にも、「あ〜、なるほどな〜」と納得できる。
1stも確かに名盤なのだが、今作もなかなかどうして、素晴らしい作品である。
ちなみに私の個人的趣味では「ANGELS CRY」よりも好感触である。
ただのメタル・バンドという枠に収まることのない彼らの魅力が詰まった好盤ですね。
Crossing〜Nothing To Say、タイトル曲のHoly Land、The Shamanが好き。次点はZ.I.T.O.。
ギターなど音が薄くなっていて、インパクトが少ないのは事実ですが、
その分アンドレ・マトスの美しいボーカルが目立っており、聴かせるアルバムとなっています。
民族音楽のパーカッションやメロディを多分に取り入れ、効果的に消化しています。
1stだけでは示せなかった、アングラの幅の広さ、懐の深さを見せつけた作品。
ちなみにボーナストラック「Queen of the night」も名曲ですよ!
大学の卒業論文で「16世紀、ルネッサンス期における新大陸植民地化の歴史」なんてテーマを選んでいる学生は必ず聴かなければならない、そしてこれを参考文献に外書文献として記載しなければならない必須作品。←ごめん、嘘!!!(笑)。でも僕はラテン語の授業を選択していたので、ジャケットの地図はとても勉強になりました(笑)。
とにかくこれはANGRA二作目にして最も彼らの色が表れた傑作です。
1stのクラシック路線を十分にキープしつつ、全編に亘ってブラジル民族音楽を取り入れた作風は、このバンドの存在価値を決定しただけでなく、HM界に地方分権の波を作り出したと思われます。
楽曲的にはこれまた全曲素晴らしいですが、「Make Believe」や「Deep Blue」などのアコースティックな楽曲はとても好きです。「CarolinaⅣ」は大作ですが最後まで飽きない展開で非常に気に入っています。しかし、アンドレ先生のヴォーカルのひっくり返りが少ないのは僕にとっては非常に残念でなりません。僕はあれが彼の表現方法の一つで、彼独自の「色」だと思っいるので(でも3rdでまた復活!!!やった!)。
でも先生が一人で作曲した「The Shaman」を聴いているとあまりにも実験的で、う〜ん、この頃から音楽性の対立は始まってたのかな〜、なんて思ってしまいます。事実この曲のタイトルは後にニューバンドのバンド名になってしまいましたし・・・。確かメンバーの誰かはこの時期から衝突はあったと言ってました。
とにかく捨て曲もなく安心して聴ける作品であることは間違いありません。
壮大なコンセプトと民族性を高度なレベルで昇華した傑作です。
リアルタイムで聴きました。
ANGELS CRYとは毛色が違ってて「何ぢゃこりゃ〜!?」と最初聴いた時は悲しかったですが(笑)今となっては評価の低さが悲しいです(笑)
ANGELS CRYとは違う形の素晴らしいメロディと素晴らしい展開美が詰まった名盤だと。
「疾走してなきゃダメ!」って人は嫌うアルバムでしょうね。
it's nice!
なぜか雨が降ると聴きたくなる作品。
結局、ANGRAはどんな形であれ、隙のない作品を作っているのでは?
リアルタイムで聴いた時は、「Angels Cryとかなり違なわくね?」って感じでどちらかと言うと否定的でしたが、
今は1st&他バンドには無い魅力満載の大好きアルバムですよ、はい。
因みに私が現在一番好きな疾走曲は
「Carry On」でも「Nova Era」でも「Spread your Fire」でも無く、
「Nothing To Say」
だったりします。この曲サイコー!
個人的にはCAROLINA IVがかなり好き。しかし皆さんの評価を聴いていると私の趣味はマニアックなのだろうかと想ってみるコトしきり。なんちて。凝った構成の曲が好きな人なら気に入るかも。Z.I.T.O.は逆にあまり心に残ってません。
コンセプチュアルなアルバム大好きなので、私にはしっくり馴染めました。ブラジル民族音楽に疎いためどの辺がブラジルかは解りませんでしたが、元々民族音楽と名前の付くものが好きなせいもあって、良かったです。早い曲好きですが、早い曲無くても満足できました。
HOLY LANDにおけるアンドレのハイトーンがいい!
このアルバムも最新アルバムと同じく スルメアルバムだと思います 聞けば聞くほど味が出てきます かくいう 自分も買ってから しばらく しないと良さがわからなかったです また このアルバム航海をテーマにしてるだけあって いかにも それっぽい間奏が流れてきて楽しめます (Nothing to sayのソロ後やZITOのギターソロなど )
自分がメタル聞き初めだった高校生のときは、このアルバム、とりわけZ.I.T.O.に狂喜したものだけど、
今聞くと、ANGRAのアルバムの中ではやはりどうしても印象が薄くなってしまう感は否めないですね。
とはいえ、それはANGRAの音楽全体のレベルが高すぎるからであり、
一般的なHMの評価基準に照らせば、十分及第点が与えられていい作品だと思います。
メロディはどの曲も美しいし。85点ってとこですかね。
っていうか、音質ちょっと悪くないですか?
って、私だけですか。
書き込んでなかったか、おれ。
民族風味をさらに増したセカンド。
まぁ疾走曲のオンパレードってわけじゃないから最初はイマイチ印象が残らないかも(自分もそうだった)。
でも聴き込んでいるうちにはまっていくいわゆるスルメ盤だと思う。
ファーストには及ばないかもしれないが過小評価は禁物。
クラシックとブラジル音楽を見事に融合させた2nd。その為か非常にリズミカル。
Angels CryでもNever Understandあたりが好きだったので素直に受け入れられました。
疾走曲の数も控えめでいい!
1stアルバムが傑作だったため、ちょっと拍子抜けしてしまった2nd。
コンセプトアルバム。結構プログレした曲がいっぱい。イントロダクションと2曲目の"Nothing To Say"がナカナカだったけれど、その他はちょっと捨て曲あります。
どちらかと言うと即効性はなく、聴き込んでいるうちにだんだん好きな曲が増えてくると思う。そういう意味では、長く付き合える1枚です。
Best Tune "Crossing"
買い度…65%
彼らのルーツであるラテンのリズムを取り入れたセカンド・アルバム。
神聖な 森の中に迷い込んだかのような雰囲気を持つ「Crossing」からザクザクと複雑に刻むギターが印象的な「Nothing To Say」はクラシックとラテンのリズムが融合した今までにない新しいタイプの楽曲。前作にも通じる「Carolina IV」「Z.I.T.O.」はストレートなギターリフで疾走はするもののやはり独特なリズムを土台にしているので単調には聴こえないし、展開が著しく変化する為に一度聴いただけで楽曲の構成を掴むのは難しいが難解さはないので聴き易い。
自分は疾走曲が好きだからこのアルバムは微妙、なんてことはなかった。充分に良い。
でもやっぱり特筆すべきは、この民謡チックというかなんというか、ANGRAならではのパーカッション等がたくさんあることだと思う。
このアルバムも捨てたもんじゃないよ!
全く印象に残っておらず、書き込みすらするのを忘れていた。
1stに比べてインパクトに欠ける2nd。
個人的に民族的な曲があまり好みではないので特にイマイチな印象を受けた。
それと、全体的に迫力がない。1stもそんなにあるわけでもなかったが…
メロディは悪くないだけになんかもったいない気がします。
メタルとして聴くより、純粋な音楽として聴いたほうがいいと思います。
速さなら他アルバムに任せて、こちらではゆったりと楽しみましょう。
2nd。バリエーションはそこそこ豊かになったが、良くも悪くも結局は意欲作なんだ。
やはり1stに嵌った耳からすると正直そこそこで終わる印象だったりする、だから痛いのかも。たとえ民謡チック、でもなぁ‥本当に好きなファン以外には素通りされてしまってる感じだし‥‥。案外、中毒性みたいなもんはありそうだし、まぁ聴くのも良し。。
何も知らない人に「これがヘヴィメタルですか?」と聴かれたら「いいえ」と言わざるを得ない。かなりHMとは違った路線なんですけど僕は大好きです。彼らの故郷を愛する心がぎっしりと詰まった魅力的な一枚です。心を落ち着かせるためにはもはや不可欠ですよ。ANGRAの中では一番大好きな一枚です。
民族音楽的なリズムをふんだんに盛り込んで独特な雰囲気を放ってます♪
メロディはANGRA以外の何者でもないし私はこの雰囲気好きです。
“CAROLINA Ⅳ"とか“MAKE BELIEVE"なんか特に◎
マトス色が強い作品で、好みはやはり分かれていますね。
民族的な音が増えて、ANGRAが凡百のメロスピバンドでは無いと言う事を証明した作品。
そういった意味ではANGRAの中でも重要な作品なのではないかと。
1stのインパクトの方が強いけど、この作品も名盤だと思います。
前作に比べたらかなりゆったりとした感じのアルバムに仕上がっている。ただそれでも2,4,8と言った曲の出来栄えは実に見事である。正に新感覚のメタルと言えよう。
ANGRAには疾走曲よりも民族フレーバーの入った曲やバラードに魅力を感じるので、1stよりも好き。
"Carolina IV""Holy Land""Shaman""Make Believe""Deep Blue"
こういう曲をコンスタントに作ってくれるから12年間ANGRAを聴き続けている。
個人的には彼らの個性や音楽的背景が存分に出ているという意味で
ファーストよりもこちらの方が好きです このアルバムはタイトルトラックのような
ミドルテンポの曲が魅力を放ってる気がします
ピチョン君 2006年1月10日(火)16時32分
音楽的にはすばらしいと思うが、民族色強すぎかな?
1stに比べると違和感あり。
しかもメタルとしてはCDの音が軽い。
音のバランスがイマイチですね。
ガツンと来ないよ〜。
あまり日本人ウケはしない内容だけれど、しっかりと聞き込めばちゃんと味が出てきます。
個人的に、1st「Angels Cry」の後に、Angels Cryと同じような路線・曲調の内容のアルバムが出ていたら、
正直諦めや見限りがついていたかもしれないと思う。
常に天井が迫ってる状態のこういうジャンルで、どれだけの個性を発揮できるかっていうのは、
その後の進展にも関わる重要な要素だと思うんですよ。
そういう点ではANGRAがこういうアルバムを作れるということが、非常に「嬉しかった」。
"こういう曲調もできる"っていう事実を作り出せた、ということでこのアルバムは非常に意味があって、個性豊かで面白みのあるアルバムだと思う。
ミドルテンポ・バラード比率が高いので、純粋にメタルを楽しもう、という人にはあまり向かないけれど、
純粋に音楽を楽しもう、という人にはオススメ。
民族情緒に浸るならば是非このアルバムをば。
1stでアングラ独自のオリジナリティに親しめれば、彼等の本質が
伺える今作は間違いなくガッツポーズ出来るのでは?
単に前作の延長線上に乗っかる安いバンドじゃない、スケールの大きさ
懐の広さを見事に体現して見せた、余裕を持って。
当時そう感じた。
アルバムについては、間に独創的でユニークな曲を挟みつつ、起承転結
がはっきりしているので飲み込み易い。
なにより独創的な世界観や雰囲気が好きなら聴いてみては。
ルネッサンス時代の再来を願う想いを架空の国「ホーリー・ランド」に見立てた'96年発表のコンセプト・アルバムとなる2nd。
プロデューサーは、前作に引き続いてチャーリー・バウアーファイントとサシャ・ピート。
ドラマーがマルコ・アントゥネスからリカルド・コンフェッソーリに変わっている。
本作では、デビュー・アルバムで垣間見えた母国ブラジルのラテン・リズムや民族楽器の導入を前面に押し出すとともに、バンドのもう一つの特徴であるクラシカル・メロディと融合させており、2ndアルバムにして早くもこのバンドでなければ作りえない個性的なサウンドを生み出すことに成功している。
島への漂着を思わせるようなサウンドのイントロ「CROSSING」、エッジの利いたギター・リフがかっこいい「NOTHING TO SAY」、静と動との対比が美しくドラマティックな「SILENCE AND DISTANCE」、トライバルなブラジリアン・リズムからメロディアスなスピード・メタルへの転調が素晴らしい「CAROLINA Ⅳ」、まるでワールド・ミュージックのような「HOLY LAND」といったアルバム前半の流れが絶品。
アルバム後半も、ミステリアスなイントロの「THE SHAMAN」、マトスの伸びやかな歌唱が心に染みる「MAKE BELIEVE」、愁いのあるメロディが美しい「DEEP BLUE」、おそろしく陰鬱な気分にさせる「LULLABY FOR LUCIFER」と好曲が続くが、前半の充実ぶりと比較すると、やや興奮の度合いは落ちる。
その中でもスリリングなハイ・スピード・ナンバー「Z.I.T.O.」は、1st収録の「CARRY ON」の路線を踏襲する名曲。
バンドが結成されてから最初に作曲したというボーナス・トラック「QUEEN OF THE NIGHT」もなかなかかっこいいリフを持ったナンバーだ。
結局、このアルバムを気に入るかどうかのポイントは、ブラジリアン・リズムの大胆な導入を是と取るか否と取るかにあると思うが、個人的にはこの試みは大歓迎である。
衝撃のデビューを果たしたアングラの2nd。
民族要素を注ぎこんだ意欲作。
ここらへんアングラがただのメロスピバンドとは一味違う所以だと思います。
全体的に地味な印象を受けましたが楽曲の質は相変わらず高いです。
私がアングラで最初に聴いたのがコレです。疾走曲が意外と少ないという印象を当時は受
けましたが、そんなことはもはやどうでもいいです。とにかく素晴らしい曲がたくさんあ
ります。マトスの声が好きならば、バラードものでもなんでもとにかく聴けるのではない
でしょうか?
マトスの声が苦手な疾走メタラーの方も、②や⑧、長めだけれども疾走パートが速い④な
どは聴いて損はないですよ。ただ、純粋に疾走を求めている方にはあまりオススメできま
せん。でも、疾走以外も聴けるようになった時にこのアルバムを聴くと、凄くいいと思え
るのではないかと思いますよ。
angels cry からリアルタイムでこのセカンドを待ち焦がれ、買い、その日に
(´Д`)ウワアナニコレ?②⑧くらいしかないやん。
ってなった高1時代。大学の時に引っ張り出して聴いたら、おおっ、コレは!!
凄い!!メタルというよりもANGRA!!(笑)
この民族性が基本にあるからこそ、今でもANGRAなのだと言える名盤です。
make believeが好きだなあ。LULLABY FOR LUCIFERも。
(・ω・) 2006年10月30日(月)0時43分
このアルバムは脱メロスパーにはオススメです。別の言い方をするならば上級者向けですね。(上級者向けの定義ってなんなん?って突っ込まれそうですが・・・)
私自身メロスパーだったのですが色々聴いてみようと思ってお蔵入りだったこのアルバムを再び出して聴いてみたのですが非常に良いと感じるようになっていました!
まあ感性はその時その時違いますね。
しかし全体的に音がメタルっぽくない点は否定できませんが・・・。
はるまんり 2007年1月22日(月)14時17分
キャロライナⅣのために買ってもいいと思う
Nothing to sayへの架け橋の①.
1st.のUnfinished Allegroや後のIn Exlesisほどのクラシカル感は控えめだが、
ものすごく「生」と「地球の壮大な景色」をイメージさせる。
短い曲のプロローグ的役割だと思ったら大間違い。
この1曲だけにもストーリーは詰まっていて、そして完結しているような気もする。
②のNothing to say.
イントロからブッチギリのリフをかましてます。
Carry onやNova eraほどのインパクトは無いものの、
メロディの美しさ、展開やストリングスソロからギターソロへの繋がりなど緻密に作られた曲。
④のCarolinaⅣは民族性を感じさせるパーカッションから疾走曲へ、
そして、クラシカルパート後疾走しパーカッションで完結。
この10分間は最高。彼らの音楽性を理解することが出来るはず。
一番好きだったのは⑦Make Believe.
優しく力強い雰囲気に満たされているバラードナンバー。でもPVは・・・。
思ったのは、全体的に音が薄い。
ボーカルの声質も考えての音作りだろうか。
こんなにレヴュー書いたのこれが初めてかも・・・・(汗)
超傑作の②、「静→動」の③(メロディもいい)、
聞き込むほど感動が増す④、穏やかだがとても癒される⑤、
実は隠れた名曲である⑥、素晴らしいバラード⑦、
最強のギターソロ⑧、インパクトは弱いが中身は決して悪くない⑨。
本当に素晴らしい名盤だと思います。
すっげえバンドだなと改めて感じる次第です。
『rebirth』『temple〜』と並ぶ素晴らしいアルバム。
この三つに関してはそれぞれの「色」のようなものがあるだけで、
質の比較はできないと感じます(全部いい!)。
ゆきだるま 2007年4月22日(日)17時36分
アンドレ期の最高傑作といっても過言ではないのだ。
なんと言っても深い。深すぎる。
Nothing to SayやZITO,キャロライナⅣなどの代表曲以外にも,
Make Believeを筆頭とする落ち着いた曲も非常に聴きやすい。
Angels Cry を聞いた後はぜひこちらを!!
S.O.M 2007年11月15日(木)0時58分
民族音楽を取り入れたサウンドが1stより魅力的に感じる。
アングラらしさは十分出ているし、名盤でしょう。
松戸帆船 2007年11月22日(木)20時30分
Angels Cryほどのインパクトは無いが佳曲ぞろいで名盤と呼ぶに相応しい出来です。
このアルバムを国内盤帯付き盤に傷無しという好条件で250円で売る中古屋が有るのが恐ろしいです。どうなってんだあの中古屋は!
モロッコ 2007年12月22日(土)13時31分
Deep Blue でガチで泣きました
疾走曲とバラードのバランスが取れているangraの最高傑作だと思います
一言でいうと、劣化Rebirth(笑
ただ、個人的にRebirth自体あんまグッとこなかったので、これはこれで好きですw
それとこのアルバムには「Carolina Ⅳ」というメタル的にも珍しいナンバーが収録されてて
これが結構ハマりますw
疾走曲はNothing To SayとZ.I.T.O、あとCarolina Vの一部
それ以外は民族らしさを出しつつメタルとくっつけたミドル、って感じになってます。
あとトランペットとか、ラッパ系の音が目立ちます。
このアルバム好きならマトスソロを買わんとねw
1stで見せたクラシカルな要素に、バンドの真骨頂でもあるブラジルの民族音楽を大胆に取り入れた意欲作。
単なるメロスピバンドではないメタルバンド、ANGRAの魅力が十分に詰まっている。
好みはあってもANGRAファンを語るならばメンバー同様、一度は通るべき作品。
すでに確立された個性を感じることが出来る。
当時高校生で、キャリーオン聞いてANGRA知ったクチです。
今じゃいわゆるメタルな曲はあまり聴いてませんが、
そんな中、久しぶりに聞き返してみたら、色んな意味で驚きがあったので。
キャリーオンで知った者らしく当時は2曲目とZITO?がマストでした。
そして当時はギター二人が好きだったんですが、
今聞くと、ボーカルの見てる景色とは違ったんだろうな、と思います。
個人的に、全体のクオリティーを考えると、ギター二人が足を引っ張る場面も感じ、
ミックスでもその二人が殺されてるとゆう印象を受けました。
1、2、3、6、そして締めのアコースティック曲あたりが好きです。
日本盤のボーナストラックは、最初に聞いたときから違和感を感じてました。
曲の良し悪しは別として、せっかくいい感じでアルバムが終わってるのに、
雰囲気ぶち怖しで。今で言う「空気読めてない」です。
日本盤制作の担当者のセンスを疑います。別ディスクとかにすりゃ良かったのに。
あとは当時も今も、4曲目は好みじゃないのが多くの皆さんと違うところでしょうか。
今、ギターやDTMでの作曲(ディープハウスと呼ばれてるようなスタイル)に、
ディジュリドゥとゆうオーストラリアの民族楽器もやってるんですが、
聞き返して6曲目の最後にディジュ入ってたのがなんだか、びっくり。
一番ピンときたのはアンドレ・マトスの多彩な才能だったりするんで、
シャーマンとゆうバンド?ですか、ちょっと興味湧きました。
少し逸れましたが、ジャンルを超えたところで評価を得れるアルバムだと思います。
最後に、ストリングスやいくつかの生楽器系シンセも全部生だったらなぁ…。
クラシックや民族音楽の印象が強くて、
HM的な聴きどころは②⑧くらいかな。
ただ、偏見を無くせば良い楽曲ばかりだと気付くはず。
アレンジが練られているので長く付き合えるアルバムだと思います。
ANGRAのアルバムを通してず〜っと聴いていると、このアルバムが一番特徴的でいいです。確かに、ボーナストラックは不要かと思いますが。
新作AQUAを聴いていた最中、突然久々に聴きたくなった。
このアルバム、いいな。メロディーが綺麗。ギターソロのセンスがいい。
マトス時代で一番好きなアルバムだな。