↑そうだった。 ティコは胸毛だけでなく顔毛もすごかったんだった(顔毛って言うな!) 煙草をくわえながらドラムを叩く様は、実に渋いですね。 そうですね。 ボンジョヴィには結構厳しい意見も飛んでいます。 「ロックだがHRではない」という人もいれば「ポップスだ」という人までいる。 また、見ての通りジョンが容姿端麗で、多くの女性ファンが世界中にいる為、アイドル的にも見られています。 自分もボンジョヴィにはアイドル性があると思いますし、それを前面に打ち出した売り方をした時もあったと感じますね。 でも、それと曲とはまた分けて聴いています。 素晴らしい曲達を世に送り出して来た事は確かだし、決してビジュアルだけで売っているようなバンドではありません。 「Runaway」は、彼らの曲の中では「Livin' On A Prayer」があまりに光ってるので、ちょっと存在感が薄く、しかも「ダサイ」とかいう声もありますが、始めPVを見た時は「海外のロックバンドにしてはイマイチあか抜けてないな…」と思ったものの、曲は当時はそんなにダサイという感じはしませんでしたねえ。 後追いの人が聴くと「古くさい感じがする」というのもわかる気がします。 でも当時は「いい曲だ」と思って違和感なく聴けたな。 同時に「すごく日本人の感覚に合いそうなメロだなあ」と思いつつ聴いていたのです。 そしたら麻倉未稀がカヴァーしたんですよね。 「You Give Love A Bad Name」も日本でWinkがカヴァーしていましたが、わりと日本人になじみやすい感性を持ったバンドでもあるのだろうな。 それはある意味すごい事だと思います。 あと、すごくドラマチックでムードのある曲が多いので、BGMで流したり「ライヴ・フロム・ロンドン」のラストの「These Days」のようにドキュメンタリー映像に加えて流したりすると、非常に映像が映えるし、感動を呼びますね。 こういうサビでグッと盛り上げて心をつかむような曲を作れるのもボンジョヴィの根強い人気の一要素ではないかと思います。