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CRYPTOPSY

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CRYPTOPSY

コメント・評価

テクニカルなバンド(特にギター)が好きな自分は、当然このバンドにも目が止まった。
この系統のギタリストはリフだけではなく、速弾きリードプレイが最低条件の自分には、ジョン・レヴァサーは申し分無いテクニックを持ったギタリストであり、ソロフレーズは正に芸術だ。が、それ以上にとりわけドラムのフロウ・モーニエに感心した。
ネット上の情報でその評判は聞いていたが、想像していたレヴェルを遥か彼方まで上回っていた。一体どのように叩いているのだろう?、腕は本当に二本なのか?などと思わずにはいられない。彼は正しくこの世界では、世界一のドラマーであろう。
作品に関しては、初めに聴いた2ndの印象は、KORNのようなギターの印象を受けた。それとヴォーカルのロード・ワームが何と歌っているのか解読不能であったこと。それ以前に、どこでヴォーカルが入ったのかすらきずかなかった。これもまた情報済みのことであったが、やはり遥か彼方でした(笑)。でも、個人的には3rd、4thでのマイク・ディサルヴォのヴォーカルより好きです。なんて言うか、CRYPTOPSYには、ロードの方が合っていると思う。英語の唄歌えなくても、CRYPTOPSYの1st、2ndなら歌えるよって。だって終始「ヴォーヴォ......」だもんね(笑)。
こと3rdに関しては、まずヴォーカルが、元ARCH ENEMYのヨハン・リーヴァにそっくりだと思った(あくまでも第一印象だが)。楽曲に関しては2ndよりばらばらの印象を受けた。ただ、2曲目のCOLD HATE,WARM BLOODの間奏のギターソロには、胸の奥からなんともいえないものがじわじわと上ってくるような感じがあった。
4thに関しては、レコーディングの関係からか前作より迫力が少し薄れたように感じた。しかし、これまた2曲目のWE BLEEDのソロはカッコ良かった。また、ボーナストラックの2曲も凄かった。2曲ともロード在籍時のものなので、マイクもロード風に歌っていた。SLIT YOUR GUTSは、スタジオのものより速くプレイしていた。ギターソロでは、速さについていけてないものの、そこをうまくアレンジし、小節の間に納めれるという彼らのリズム感にも関心させられる1曲であった。
まだ1stを聴いていないので、そちらも聴きたい。
とにもかくにも、彼ら超絶技巧集団CRYPTOPSYは、一聴の価値あり!!
(とりあえず15歳からの意見であるが...)

とんがり雨 ★★ (2002-07-29 21:16:00)


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