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DREAM THEATER

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DREAM THEATER

コメント・評価

プログッレッシヴ・ヘヴィ・メタルの大家と巷では言われるが、実際はメタル・ファンが聴くには難解すぎるし、プログレ・ファンが聴くには重すぎるという実に微妙なバランスを持ったバンドだと思う。だから、DREAM THEATERを聴くときにはジャンルを意識せずに聴くべきではないだろうか。DTは筋肉少女帯や暗黒大陸じゃがたら(JAGATARAも)、FRANK ZAPPAほど自由度が高くないのでそれは難しいかもしれないが。
さて、ここからは個人的見解をだらだらと書き連ねていきたいと思う。途中で飽きたらいつでも切り上げていただいて結構だ。別に私の駄文でわざわざ視力を落とすことも無かろう。しかも、私は犯罪的に文章が下手なのである。そのせいでお読みの方に不快な思いをさせてしまうかもしれないが、軽い気持ちで読んで頂きたい。
ここで本題。このコーナーの中で、最近彼らに対する痛烈な批判を目にすることが多くなった。もちろん中にはKeeper's Alive氏のように達観した意見を持った方(No.52の意見は無責任な物言いだけで一丁前に批評した気になっている奴らにこそ読んで欲しい)やそれらの批判に対して「そんなことない」とフォローをする常識ある方もいるが、批判する方は読んでいるこちら側がイヤ~な気分になるものが多い。
ちょっと待って欲しい。確かに彼らが若干テクニックに依存していることは認めるが、だからといって曲作りを疎かにしている訳ではない。実際彼らの表現の幅も技巧の妙もポップスだけの一般層にとどまる筈もない広がりを見せているし、James LaBrieの表現力の向上もめざましい(ハイトーンはかなり辛そうであるが)。これに対して「曲の複雑さは音楽そのものの良さに比例するわけではない。技巧がある、曲が複雑なのは結構であるが、訴求力の面はどうなのか?」という意見もある。それではまるでテクニックがないほうがいい、とでも言わんばかりではないか! あえて毒舌になるが、ならばパンクやハードコアのどこがいい? テクニックも何も磨かずに大衆受けする曲で音楽の価値を冒しているポッピーな愚民のどこにDTに匹敵する良さがあるのだ? そんな文句は彼らのような演奏をしてから言え!!(暴言)彼らだってポップな曲を書けるのだし(、Another Day、Hollow Years、Through Her Eyes、I Walk Beside Youなどがいい例である)、いよいよそういう馬鹿なポップ野郎どもには早々に往生していただきたいものだ。
あと、ずいぶんLaBrieの存在が軽視されているのも気になった。彼の役割ってそんなに軽いのだろうか。少なくとも彼のヴォーカルは無駄ではない。下手をすればこっちの精神が侵食されかねないほどの危うさを持った楽曲の中で、唯一心を許せる「逃げ場」なのである。というか、DTは彼の声のおかげで普遍性を保てるのではないだろうか。
というか、そもそもそれだけDTに文句があるならここに来なければ済む話である。とにかく彼らは偉大であるからして、彼らの前ではそんな低次元な罵詈雑言など何の意味も成さないのである。いい加減気づけ、と言いたい。
以上、乱文、暴言申し訳ありませんでした。文句、指摘がございましたらいつでもお願いします。

鳴滝真秀 ★★ (2005-12-17 15:50:00)


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