この曲を聴け! 

Weld / NEIL YOUNG
酒とバラの日々 ★★ (2004-11-12 18:33:00)
1991年にリリースされたニール・ヤングの2枚組ライヴ盤。1990年にリリースされたアルバム「傷だらけの栄光」リリース時のツアーを収録したアルバム。
ニール・ヤングはヘヴィメタルではないですけど。ボン・ジョヴィがカヴァーすることもある「ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド」も収録されている。
ニール・ヤングはカナダ出身、1960年代から活動しているシンガーソングライター/ロック・ミュージシャン。
本作を聴いていて一番耳に飛び込んでくるのは、ムチャクチャに歪んだギター・サウンド(本当にムチャクチャに)。
ともかく「骨太」なサウンド。轟音、無骨、愚直だけど繊細。バンドは長年バックをつとめてきたクレイジー・ホース。
90年代の初頭はグランジの祖とされていたらしいが(オルタナの、だったっけ)、商業主義には陥らずに無骨なまでにわが道を行く、
このニール・ヤングという人はなんか独特の存在。
ハイライトは「ライク・ア・ハリケーン」。延々と展開されるニールのギターは泣ける。
当時の湾岸戦争に対するプロテストとして、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を演っている(「演奏」はしていないが)。

→同意