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100,000,000 Bon Jovi Fans Can't Be Wrong / BON JOVI
殺戮の聖典 ★★ (2005-02-13 21:40:00)
バンドの20周年記念として'04に発売された未発表曲収録のCD4枚(日本版は更にこれまでに発表されたボーナス・トラック等を収録した1枚が追加)とインタヴュー映像等を収録したDVD1枚からなる豪華なボックス・セット。
これまでのアルバムに収録されなかったのが不思議なほどの好曲や、今となっては決して作られないであろう曲調の曲等、ファンならば大金をはたいて購入しても損はしないであろう充実した内容となっている。
まずCD1であるが、ノリのよいロックン・ロール・チューン「WHY AREN'T YOU DEAD?」、名曲「BLOOD ON BLOOD」を彷彿させる、これまでアルバムに収録されずに埋もれていたのが不思議なほどの秀作「THE RADIO SAVED MY LIFE TONIGHT」、「TOKYO ROAD」の焼き直しのようなハード・ナンバー「TAKE IT BACK」、オリジナルよりもメロディアスな「SOMEDAY I'LL BE SATURDAY NIGHT(DEMO)」、リッチーとのコーラス・ワークが美しい「MISS FOURTH OF JULY」、哀愁あるサビがとてもキャッチーな好曲「OPEN ALL NIGHT」、ジョンの優しげな歌が印象的な「THESE ARMS ARE OPEN ALL NIGHT」、「CRUSH」以降のアルバムに収録されていても違和感のない「I GET A RUSH」、ほのぼのとした曲調の「SOMEDAY JUST MIGHT BE TONIGHT」、まるでSTINGのような「THIEF OF HEARTS」、「HAVE A NICE DAY」収録のハード・ロック・ヴァージョンとは趣を異にしたアダルトな雰囲気漂う感動的なバラード「LAST MAN STANDING」、デビッドのキーボードがいい味を出している「I JUST WANT TO BE YOUR MAN」の12曲を収録。
個人的には「THE RADIO SAVED MY LIFE TONIGHT」、「OPEN ALL NIGHT」、「LAST MAN STANDING」の3曲が気に入った。

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