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Zos Kia Cultus: Here and Beyond / BEHEMOTH
Usher-to-the-ETHER ★★★ (2005-04-02 23:56:00)
2002年発表の6th(間違ってたらごめんなさい)

Nileほどあからさまではないにしろ、中近東風味のメロディをフィーチャーしたブルータル・デスメタルです。手数が多い割に重量感がありすぎなドラム、これまた重々しい刻みを聴かせるリフによって凄まじく重いアルバムになっています。所々でアコギが入りますが、メロディアスさや哀愁よりも不気味さを演出する結果になっているのが面白いですね。

このアルバムで凄いのはなんと言ってもヴォーカル。
「咆哮系」にカテゴライズされそうな叫び声ですが、声がデカイ上に声量も凄く、更にちょっとハスキーな味わいもあって、素晴らしい声の持ち主だと思います。かなり語弊があると思うんですが、exARCH ENEMYのJohan Liivaがマッチョになったらこんな声を出しそうな気がします(笑)。この無骨な声、ホントに好き者にとってはたまらない物があります。ヴォーカルの音量が大きいミックスも、この声を最大限に生かしています。

このサイトではBehemothはあまり人気がないみたいなんですが、NileやMarduk、Morbid Angelあたりが大丈夫な人ならいけると思いますよ。特に声フェチの方には強くお勧めします…って、こんな事書いて良いんでしょうか(笑)勿論それ以外の方にもお勧めです。

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