この曲を聴け! 

Octavarium / DREAM THEATER
ふぁうすと ★★ (2005-07-05 11:09:00)
リリースされて約1ヶ月が過ぎました。聴き込んでみた上で2回目の書き込み。
前作が「演奏陣がどれまで出来るか」だったら、今作は「バンドとしてどう出来るか」かも。
バンドとしての整合性はあるけれども、イコール楽曲の魅力となりきれていないのがちょっと勿体ない。
「These Walls」「Panic Attack」「Sacrificed Sons」とかなり良い曲はあるだけに、尚更なのかな?
自分が評価するのは、技術のひけらかしに陥らなかったこと。前作では楽曲によっては「ひけらかしている」感もあって、楽曲の整合感に欠けるところもあったと思う。今作では整合感という点では充分に評価できるけれども、しかし惜しいかな、それが楽曲の完成度に直結していない感がある。直結していれば、文句なしに傑作といえる。
今作は楽曲を練り込む時間が少なかったのかもしれない。次作では時間をかけてくれることに期待。
個人的評価でいえば「自分はこのアルバム好きですよ」ということで、B!誌風に点数化するとアルバムコンセプトらしい数字に因んで85点。因まなくても85点。
DTなので水準は厳しめ。他のバンドがコレを作っていたら91点くらいつけていたかも。
(参考1・他はImages And Wordsがケヴィン・ムーア効果で97点、Metropolice Pt2がドラマ性で94点、Train Of Thoughtは肌に合わない楽曲もあり87点。好みがImages And Words>Train Of Thoughtな人はだいたいコレくらいの位置に落ち着くと思います)
(参考2・自分の採点基準。
0=化け物。悪いことは言わないからそのアルバムを最後に解散なさい。伝説を残せるから。
1~50=満足のいく水準に到底届かない。51~70=やや不満が残る。71~80=つまらなくはないけれど…。
81~85=個人的には好きですよ、他の人はどうだか知らないけれどね。86~90=質的には文句ないけれどもう少し。
91~95=名盤です。96=超名盤。97=歴史的名盤。98=神の領域。99=完璧。
100=化け物。悪いこと言わないからそのアルバムを最後に解散なさい。伝説を残せるから。)
なんか後半はムダな書き込みになっちゃった……。

→同意