この曲を聴け! 

Demigod / BEHEMOTH
Usher-to-the-ETHER ★★★ (2005-06-05 21:19:00)
2004年発売の…おそらく7th。

基本的にはエジプト風味のブルータルデスメタルということで、根幹の音楽性は変化していませんが、もともと重い音ながら、更に重さに磨きが掛かっています。特にドラムの音は鋭くなり、まるでドラムとヴォーカルがバンドサウンドを臼の様に磨り潰し、その間からメロディが出てくるようなミックスになっており、聴いていると何もかもどうでも良くなって音に身を任せたくなってしまいます。ヴォーカルは前作よりも音に馴染ませてある感じで、最初はそれが少し不満だったんですが、重さを演出するためにはこっちのほうが良いのかとも思います。通して聴いた時の気持ち良さは、前作より確実に上がっているように見受けられます。

反面、「XUL」「Demigod」など、超名曲レベルの曲は普通にあるんですが、どうも前作の「The Harlot ov Saints」の魔獣の断末魔のような咆哮、「Heru ra ha」の呪文歌詞部分のキャッチーさのようにインパクトのある部分が少ないんですよね…まぁ、音自体のインパクトは相当な物ですが、「曲」部分でのインパクトが欲しかったです。

個人的には、もし人に聴かせるならば、前作を勧めるかこっちを聴かせるか悩んでしまうアルバムでした。

→同意