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Tyranny of Souls / BRUCE DICKINSON
5150 ★★ (2005-06-18 23:19:00)
前作「THE CHEMICAL WEDDING」より7年ぶりのソロアルバム。結論からいうと前作に勝るとも劣らない傑作である。
だいたいヴォーカリストのソロって、もともとのバンドの作品と似たアルバムか、もしくは懸け離れたアルバムになるかのどっちかである。
ただブルースのソロに至ってはIRON MAIDENより若干ストレートなHMでありファンがブルースに抱くイメージを壊さない。かといって離れすぎもしない、理想的なソロである。
説明しにくいが独特な世界感があり、聴くとすぐに惹きこまれていく不思議な魅力だ。
個人的にはIRON MAIDENの近作より気にいったかもしれない。
40代後半(!?)になっても未だ衰えを知らないどころか更にパワーアップしたようなボーカルも素晴らしいし、ロイ・Zのソロも素晴らしい。素晴らしいギターソロとは、決して自己満足ではなく、曲を更に際立たせるものであると思う。
捨て曲はナシ。頭3曲でノックアウトさせられるだろう。MAIDENファンも文句なしで買い。
ブルースは早くMAIDENの新作作れよと言いたいが、これだけ素晴らしいソロアルバムを出されたら文句も言えない。

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