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Ghost Reveries / OPETH
Usher-to-the-ETHER ★★ (2005-09-16 21:06:00)
ロードランナーに移籍しての8thアルバム。
しかしクレイドルといい、このレコード会社は良いバンドどんどん取ってくなぁ…
曲的には「STILL LIFE」「BLACKWATER PARK」同様のプログレデスですが、今回はSpiritual
Beggersのキーボード奏者が加入したため、かなりキーが取り入れられた作風になりました。
しかもその音色にハモンドやメロトロンなど、私の好きな物が多いのも嬉しいところ。
あのアナログな雰囲気の音色、OPETHの曲の幽玄さを更に深いものにするのに一役買ってます。
また、今までと比べるとややクリーンパートが増えたように思います。Mikaelの声も従来より
色気のあるものになってますし(息の抜き方、畏怖を感じさせる低音、幽かに震えるような
情感を湛えた唱法…どれも最高)、これも個人的には嬉しい変化ですね。
そしてこれはいつもの事かもしれませんが、時折出てくるギターソロの情感も半端ではないです。
確か彼等のルーツにはブルースがあるようですが、何だか納得。
ロードランナーに移籍した事が功を奏しているのか、このアルバムはかなり宣伝されているみたいですね。
海外の雑誌、Metal Maniacsでは表紙も飾ってました。
これを機に、今まで興味が無かった皆さんも聴いて欲しいです。
私はまだ「STILL LIFE」以降しか聴いていませんが、その中では最高傑作だと思います。

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