この曲を聴け!
One Way Ticket to Hell... And Back / THE DARKNESS
お爺のズボン ★★ (2006-03-02 17:11:00)
さて,どうしたものか。The Darknessの次作には最初に書き込んでやろうと
意気込んでいたのに。いざ,新作を聞いて見ると感想に困ってしまった。
好い意味でも,悪い意味でも裏切られました.....。
最初にガッカリした点を書いてしまうと,JUSTINと思われるギター・パートの
一部がレスポール・サウンドではなくなってしまったところ。レスポールの音は,
私にとっては大きな要素であったために,困惑しました。
ただ流石は,ロイ・トーマス・ベイカー。とても緻密な音楽を,シンプルに
聞かせるよう作り込んである。緻密とシンプル,対極ある言葉だけれど,
これが見事に両立し,その上を美しいメロディーと魅惑のボーカルが自在に
駆け巡る。そんなサウンドに仕上げています。この点は,一発で気に入りました。
皆さん,Queenの名前を挙げていますが,本作のサウンドから私が思い浮かべるのは,
Journeyの"Infinity","Evolution",The Carsの"Cars","Candy-O","Panorama",
"Shake It Up"といったアルバムです。これ皆,ロイ・トーマス・ベイカーの
プロデュースですね。特に,Steve Perryが加入したばかりの頃のJourneyの
ボーカル・サウンドとThe Carsのキーボードサウンドは,上手に本作に取り入れ
られています。それに,The Carsのギターの適度にポップで実はハードなギター・
サウンドは,私大好きです。
そう考えて見れば,私の好きな要素が一杯詰まったアルバムなんです,本作は!!
でも,音楽は頭で聴くんじゃないって事が良く分かりました。レスポールじゃない
音が聞こえてきた時の,ガッカリは大分引きずったもの。
それはそうと,来日ですね!!券取りました。studio coastで整理番号400番台っ
てのは,早く入れる方なんだろうか?遅い方だんだろうか?とにかく,初来日は
仕事で逃し,summer sonicはキャンセルとなり,待ちに待った初のThe Darkness
のライブ,今からとても楽しみです。
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