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Projekt Terrror / STALAGGH
Usher-to-the-ETHER ★★ (2006-02-27 07:58:00)
2004年発表の2nd。1曲入り34分のアルバムです。

まずジャケットの対話する事さえ困難そうな男の瞳や、ブックレットに載っているミイラの写真からしてやばい雰囲気がただよってますね。これ、ジャンルは一応アンビエント・ブラックらしいですけど、もはやブラックメタルでも音楽でもなんでもないのでは…

一応、ごく淡々とリズムを刻む所やリフ(の断片のような物)は出てきますが、音の九割以上はノイズと悲鳴。ラジオのホワイトノイズのようなものから、頭の中を真っ白にするような轟音、ハレーションのような高音など色々なタイプのノイズを組み合わせて作った暴力的な音にヴォーカルを乗せた感じですが、そのヴォーカルも普通のデスヴォイスが爽やかに聴こえるほど「アレ」な感じです(笑)。

ちゃんとしたヴォーカリストに歌わせてるというより、そこらへんの一般人を拉致監禁の上拷問して、それを録音して悲鳴を抽出したような悲痛さがある悲鳴やうめきばっかりです。しかし30分前後の超轟音のノイズとか凄い事になってるんですが…最初聴いた時、本気でコンポが壊れるかと思いました(笑)。でも途中の荒れ狂っていたノイズが「バシュゥゥゥゥ…」と収束して行くパートとか、結構気持ちよさを感じるかもしれない…やばいかも。

世の中にノイズを取り入れたり、アヴァンギャルドな事をやっているバンドはそれこそ星の数ほどいると思いますが、ここまで「恐怖」のみに特化した奇形の音楽ってちょっと他に無いのでは…これと比べるとILDJARNやSORTSINDですら綺麗な音楽という気がしてきます。流石におすすめはしません(笑)。

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