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RIOT
HIGASHI ★★ (2002-05-06 23:27:00)

僕がRIOTと知り合ったのはモンスターオブロックのオムニバスアルバムから。お目当てはRAINBOWとSAXONだったが、B面のラストを飾る「Road Racin'」もいたく気に入り、早速2ndを買いに走った。
当初ライナーノートに書いてある「闘争」とは成田闘争の事であり、それ故よくこの「闘争」という単語がよく使われているんだろう、と浅い理解しかしていなかった。しかしだんだん調べていくうちに彼らのメンバーがアメリカでは偏見で見られる事の多い人種であり、そのためなかなかライブがさせてもらえなかったり、サポートが得られなかったり、という事実を知るにつけ彼らの「闘争」の悲しさに触れた。もちろんそれが「闘争」の全てを意味している訳ではないんだけれど・・・
このアルバムに収録されている「49ER」、「KICK DOWN THE WALL」で歌われている傷つきながらも成功の夢を追っている内容はもしかしたら彼ら自身なのかも知れない、と当時思った。
どのCDでもいい、彼らの作品を手に入れ気に入ってもらえたらなら、そのライナーノートにある「闘争」の文字には敬意を示して欲しい。そして彼らの魅力の力強くも物悲しいメロディの深さに真剣に耳を傾けて欲しいと切に願う。
僕はこれからもRIOTは愛し続けるだろう、そして共に「闘争」して行き続けたい!

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