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Tour05 It Withers and Withers / DIR EN GREY
カズチン ★★ (2006-05-04 11:12:00)
2005年の新木場STUDIO COASTのライヴの模様を収録した2006年5月3日発表のDVD。
目下の最新作「WITHERING TO DEATH.」に伴うツアーのためか、選曲も「SIX UGLY」以降のヘヴィな楽曲が中心です。
「WITHERING TO DEATH.」の曲は全て入ってます。
まず触れるべきは京のヴォーカル、スタジオ盤での激しいヴォーカルラインをライヴで再現できるとは思ってなかったですが、
思ったとおりなかなか難しいようで…歌詞を端折ったり間違ったりする場面が多くちと残念。
ヴォーカルラインも安定してませんが、シャウトに関してはスタジオ盤を凌駕するブチ切れシャウトを披露してます。
S.E「G.D.S.」から「CLEVER SLEAZOID」~「朔-saku-」~「BEAUTIFUL DIRT」の流れは無茶、普通ならこれで喉がイカれる。
「孤独に死す、故に孤独。」での京の流血パフォーマンスは強烈、そのまま顔面血まみれのまま「DEAD TREE」に流れてく様は狂気です。
感動したのは「悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱」、京の激情っぷりに鳥ハダが立ちました。
歌詞も追加されて何かとんでもないものになってます、このバージョンのスタジオ盤も作ってほしいな。
とりあえず京の事ばっか触れてしまいましたが(汗)、バックの4人はそれぞれ動きに違いがあっていいですね。
ヘヴィなパートは皆ここぞとばかりSLIPKNOT張りのヘドバンをかましてくれます。
4人で1番目がいったのはドラムのshinyaですね、あの美しい容姿から想像できない激しいビートを叩きつけてます。
意外に手数も多く普通に上手いドラマーだと思いました、ちょっとホレそうや(笑)。
いいですよこれ、最近のDirのファンには激お薦め。

ちなみに初回限定盤だと3枚組になり、disc2は別の日のライヴの模様、disc3は様々な公演場所のライヴ映像になってます。
本編は「SIX UGLY」以降の楽曲のみとなってますが、disc3では俺の好きな「羅刹国」が収録されていてスゲェ嬉しかった。
ただ初回盤は\8,190と値が張るのがツライところ、といっても買ってしまうのが俺(笑)。
長くなったな(汗)…

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