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De Aeternitate Commando / CRYSTALIUM
Usher-to-the-ETHER ★★ (2006-07-07 21:10:00)
2002年発表の2nd。
各種レビューサイトでもDARK FUNERAL辺りに次ぐ、ブルータルでメロウなブラックメタルの中でも質の高い作品として評判のこのアルバムですが、流石に高い評価を得るだけあって凄いですね。

割とマイナーなバンドだと思いますが、ブルータリティ、メロウさ、曲の完成度などを取ってもDFのようなメジャーブラックに負けていないと思います。流石にNEHEMAHのメンバーが絶賛しているだけの事はありますね…。荒涼なだけではなく、時折耽美だったり幻想的だったりするメロディ、強烈な勢いで中音域のがなり声を披露するヴォーカルが特に素晴らしいです。フランス語って発音からメタルには合わない言語と思われている節がありますが、こうまで叫ばれると最早関係ナシ(笑)。フランスのブラックメタルバンドのヴォーカルって、アノレクといいNEHEMAHといいテンション高い人が多いような…。

また、あくまで雰囲気作りといった感じのキーボードの導入のセンスも良い感じ。ただ音質は癖があってちょっとアングラっぽいかも。ドラムがバスドラの音が高くて大きく、スネアの音が小さめで、迫力はあるけど少し喧しい感じ。ギターも右チャンネルが結構ジリジリしていて、ブラックリスナー以外には少しきついかも。とはいっても、音の分離は良いですし、低音も効いてて何より曲が良いのでお勧めのアルバムです。

特にDF、MARDUK等スウェディッシュ好きは必聴!!

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