この曲を聴け!
Army of One / RIOT / RIOT
けんしょー ★★ (2006-07-17 17:32:00)
ずいぶんなゴタゴタのあとの待望の新作ですね。
今回は多くのファンがイメージするRIOT像とはちょいと違います。
何がって、疾走する曲が・・・・少ない!
なんか明るい曲が・・・けっこうある!!
んでもって大体がミッドテンポです。むう。
さて、内容ですが。
疾走曲"THE MYSTIC"は昔のアイディアが怒涛のごとく・・・
"GLORY CALLING"に"WARRIOR"のライブバージョンのツインギターをもじって、
"THUNDERSTEEL"みたいなのを狙ったな、ってな感じで・・・出てきますが、
いままでのRIOTのイメージには一番近い曲ですね。
フリンツ作のちょっと毛色の違う曲が1つあるのは今まで通り。
しかし全体的には、ツインリードの妙は「NIGHTBREAKER」に及ばないし、
楽曲のクオリティは「INISHMORE」ほどではなく、
統一感は「BREATHREN OF THE LONG HOUSE」が素晴らしすぎるし・・・
ボーナスを聴くとボビーの偉大さが改めてわかったり。あぁ、もったいない。
曲に入る前にディメオ君が「んん~」「いぇ~・・・」とはじめるのも今まで通り(微妙に鬱陶しい)。
そんなわけで今回は(も?)「悲哀と激情のウォリアー」の肩書きはちょいと違いますね。
いろいろあったけど、「THROUGH THE STORM」の次に来るべくして来たアルバム、
という塩梅ですか。
個人的には結構楽しめました。退屈なものもありますけど。
トラブルがあっても、順当な出来です。いろんな意味で・・・。
あ、B!での点をみて初めて興味をもたれた方に一言。
「RIOTは、こんなもんじゃないですよ~!!!」
→同意