この曲を聴け!
RUSH
Boogie ★★ (2002-06-26 00:17:00)
RUSHとはあまり関係なく、C3さんとLTIAさんの往復書簡(?)に老婆心ながら一言。
私は「このCDを買え! PINK FLOYD"Dark Side Of The Moon"」でプログレッシブ・ロックという「ジャンル」について、こうコメントしました。
「プログレッシヴ・ロックというと難解、というイメージを振りまき、聴いたことのないリスナーを威嚇するように使われる場合が多いが、実は今まで表現されていないことを表現しようとする純粋な衝動から生み出されるサウンドである、と定義づけたい。
それは音楽理論的に前衛ということを必ずしも意味しない。」
まず私の基本的意見として上の文章をよく読んで下さい。
C3さんは「プログレ」と「プログレッシブ」を使い分けておられるようですが、どうもその辺に私が納得できる部分がありません。「ヘビメタ」と「ヘヴィ・メタル」みたいな感じで、私には理解不能です。「ヘヴィ・メタル」という言葉で、我々がお互い指し示そうとしている音楽のイメージが多かれ少なかれ固定できるのに、社会一般で使われる「ヘビメタ」という言葉が邪魔なのと似て、徒に言葉の意味をずらして使おうとすると(またその言葉が個人言語であればあるほど)周囲の理解は得られないと思いますよ。特に意見を異にしている人とコミュニケーションをとろうとする時には。
LTIAさんは、プログレッシブ・ロック(というジャンル・カテゴリー)に精通しておられるようですので、敢えて質問を。
例えばジョン・ゾーンといったNYのアヴァンギャルド系ミュージシャンはロック寄りな音楽を展開することもあります。
また三柴江戸蔵参加時の筋肉少女隊なども特異なシンフォニックスタイルを持っていますよね(特撮やアンダーグラウンド・サーチライも)。
大槻ケンヂは著書の中でキング・クリムゾンに1年365回泣かされたとまで語っています。
あと気になるのがヤンス・ヨハンソンの「飛べない創造物」(日本盤が数年前に復刻してくれてよかった!!)などの、一連のジャズ・ロックというより、ハイブリッドミュージック的なもの。
と言ったものもプログレッシブ・ロックと呼んで良いものなのでしょうか?
さしでがましいですが、宜しければ教えて下さい。
→同意