この曲を聴け! 

SAMMY HAGAR
レナリス ★★ (2005-01-25 14:55:00)
こんにちは。ご両親がHRを薦めてくれる環境って…羨ましい!!HR一家なのですネ。一緒にライヴとかも行かれるのでしょうか?
BLACK MURDERさんの「ヴァン・ヘイレン物語」面白かった!BLACK MURDERさんにはグレイテスト・ヒッツは「7曲入り」で良かったよね(笑)
うーん、結局レナリスとヴォーカリストの声質の好みが似てるんでしょうね。
Jポップもまったく同じ人に惹かれています。B'zとWANDS。レナリスもその2組が好きでした。でも、洋楽と比べてしまうと、すべてにおいて邦楽が貧弱に見えてしまい…しかもB'zがVHや白蛇をことごとく真似て行くのがわかった段階で、次第に冷めて来てしまいました。
レナリスはこれまで何度も記して来た通り、リアルタイムでVHを追って来ました。
でも、自分の年齢から考えると、本来は「後追い世代」に入るのが普通です。
BLACK MURDERさんとはたぶん…あくまでたぶんですが、年齢も近いのではないかと思います。なにしろレナリスがVHを追い始めたのって小学校低学年ぐらいの時ですから(汗)しかも、1stはあとになってから聴いたので、初めて聴いたのは
「1984」なのです。そんなお子様でVHを追いかける子は、普通あまりいないと
思われます。なので、「VHをリアルタイムで追って来ました」と言うと、よく
「30代後半から50代ぐらいの方ですか?」とか言われるのですが、「そんな年寄りじゃありませんっ!!(>ο<)」と泣きそうになります。でも、考えてみると、まさかランドセルを背負った子がVHに魅了されてるとは誰も想像しないでしょうし、仕方がないですよね。
レナリスがこうなったのは兄のせいです。兄が小学生から洋楽好きだったので、感化されてしまいました。
英語を読むどころか、ローマ字の読み書きもできない年でしたので、ほぼ感覚だけで洋楽を聴いていました。でも、「1984」は心底「カッコイイ!」と思いましたね…。当時はまだ「自分がどういう音楽、どういう声が好きか」という事さえ確立されていなかったので、デイヴの歌を聴いても「外国の歌とはこーゆーものなんだ!」ぐらいしか思っていませんでした。でも、別にデイヴの歌が好きだったというわけでもありませんでした。VH兄弟の演奏がとにかく好きだった…。
ヴォーカル交替は正直、「えーっ?!何、それ?!」という感じでした。バンドの
要であるヴォーカルが変わって、良くなるわけがないと思いました。兄はそのニュースに相当ガッカリしたらしいです。しかもデイヴが「カルフォルニア・ガールズ」というビーチボーイズのカバーでソロを出したのだけど、そのPVをリアルタイムで見て引きました。確か記憶では、プールかどこかで、デイヴが大勢の水着のお姉ちゃんと踊りながらニヤケているものでした。それを見て、子供ながらに「この人は一体どこへ向かおうとしているのだろう…(汗)」と思ってしまった。兄はそのデイヴを見て「VHは終わった」と言い、他のHRバンドを追い始めました。
でも、レナリスは当時「エディほどカッコイイギターを弾く人はいない」と思っていました。エディは…何て言えばいいのか、ソロ部分のメロディ(ギタメロ?)がすごくキレイなのです。ギターだけでも曲として成立しそうなほど。だから、ソロのメロディは全曲ほとんど覚えてしまいました。頭に残るのです。例えば「ヒューマン・ビーイング」。この曲、大好きなんですね。歌のメロディ自体は「単調だなあ」と感じます。でも後半のギタメロがすごくいい味を出していると思います。もしこれがヴァイのギターだったら…果たしてここまでカッコ良く仕上がったか謎です。そういうギタメロ、プラス抑揚がある弾き方をするので、今でもとても好きなギタリストですし、当時も「離れられない」と思いました。
で、サミーの登場。最初はまともに聴きませんでしたが、「Dreams」人気がすごかったあまりに、「真面目に聴いてみよう」と思ったのです。結果、「5150」の1曲目からとりこになってしまいました。「自分の理想のヴォーカリストだ!」と感じました。ドライ・ハスキー・ワイルド・セクシー・パワフル。
「この部分の声はこう出して欲しい」という部分で見事スパーンと出してくれる。
「ここはビブラートかけて欲しい」という部分で必ずかけてくれる。「ここはひずませて欲しい」という部分でひずんでくれる。とにかく、すべての面で完璧に好みな声と歌い方をしてくれる人でした。サミーにガッカリした事は本当に一度もありません。もちろん今回の海賊サミーの声は、完璧ではなかった。でも、「さあ、レコーディングするぞ!」と心の準備をしてキッチリと歌いあげたものより、ある意味カッコ良かったです。自然にサラッと歌った中に、突然何ともカッコいい歌い回しが生まれたりする。そういうのを沢山聴けて、すごく幸せでした。
レナリスはエディの事も好きですが、「じゃあゲイリーやデイヴのヴォーカルで復活してもVHについて行くか?」と言われると、正直辛いです。一度サミー・ヘイガーという理想のヴォーカリストを知ってしまうと、他のどんな声を持って来ようとも、代わりにはなり得ません、絶対に…。逆にVHで、「じゃあヴォーカルがサミーならギターは他の人でもありか?」と聞かれると…これも辛いです。エディがいなくなったら、VHではないと思う。VHはやっぱり「エディ&サミー」…このコンビでないと…。どちらも大事な人です。
白蛇もそうなんですよね。「ギターが代わっても、ヴォーカル同じだしいいじゃん」ではない気がする。好みなのでしょうが、ヴァイの弾き方は力強さやうねりが足りないなあ…といつも感じる。「サイクスだったら絶対こう弾くだろうに…」と思う。やっぱりカヴァデール&サイクスが最高コンビだった…。「クライング・イン・ザ・レイン」のギターがヴァイだったら…どういう音になるかだいたい想像がつきますが…やはり力強さ、激しさは完全に失われてしまいますね。そうすると、曲全体のムードが完全に変わってしまいますね…。
…というわけで、レナリスの中では「VHだったらエディ&サミーのコンビについて行こう。ソロヴォーカルだったらサミーの歌だけ追って行こう」…という風に分けて考えているのです。でも何故かデイヴのソロアルバムも持っていますが、はっきり言って、全然のめり込めない。「能天気&変態コンビ」のアルバムなんて……。デイヴがソロになった時、アメリカでは「デイヴはVHを超えた!」とか
言われてました。アメリカ人はたまにおかしくなる様です(汗)
BLACK MURDERさんが、「WHEN ITS LOVE」の途中で目が醒めて良かったです。もしそのまま寝ていたら、VHはずっと「ダサダサバンド」として印象付けられていたかも知れないですね(笑)レナリスも、兄と一緒に他の
バンドを追わなくて本当に良かった。サミーを「なんか、2代目はヅラをかぶった不良リチャード・ギアみたいだなぁ…」で終わらせなくて良かった(笑)
あ、そうそう。やっぱり目と鼻の先に住んでおられたようですね!ちなみにレナリスは生まれてから今までずっと同じ場所にいますので…。「神戸」と書いたのは、
近畿圏以外の方ってわりと「神戸という街の一部に芦屋という地区がある」と思っておられる方が多いようなので、神戸と言った方がわかりやすいかなと思いました。でも本当に知っている方だったりして…。不思議ですネ…。

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