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THE MARROW OF A BONE / DIR EN GREY
ひわい ★★ (2009-08-17 21:30:00)
このアルバムを最初に聴いた感想は「気持ち悪い」だった。(いい意味で)
ギターは前作に比べ歪んだ音にしているし、ボーカルにはリヴァーブがほとんどかかってなく、前作のヴィジュアル系のような歌い方とは違った声の出し方をしている。
このアルバムは同じリフを繰り返す楽曲が多く、「REPETITION OF HATRED」のようなギターとベースのユニゾンが多くみられるが、
「GRIEF」のように一聴ユニゾンのようだがよく聴くとそれぞれ微妙にフレーズが違ったり、1番と2番で細かくフレーズが変化している。
このアルバムで特に気になったのはベースのToshiyaのフレーズがこれまでのように目立った動き方ではなく、よく聴かないと分からないような動き方になっていることだった。特に「DISABLED COMPLEXES」はすべてのパートのフレーズが秀逸。
今までのアルバム以上に聴き終わってみると疲れるアルバムだが、不思議とまた聴きたくなるアルバム。
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