この曲を聴け!
Black Rain / OZZY OSBOURNE
0フレット ★★ (2007-06-05 00:33:00)
BLACK RAIN で OZZY OZBOURNE(バンド)は
私にとって『演歌』になった!!
なんて、カキコしたらキット不評か? と思われるかもしれないけど、決してそうでは
ない。
「唄い方とか、曲調」が演歌なのでは無く。私の精神的なものが「おっさん」が演歌を
聴く感覚と近くなっている。 そんな感じ。
OZZY自身が40年のキャリヤを迎え、私自身もこの『声』とは30年の付き合いに
なる。閲覧者の中にはまだ生まれてもいない、卵にもなっていない方もいるだろう。
それ程長い長い時間、この声とこの声を取り巻くサウンドに「どっぷり」と浸かって来
た。
バンドの都合で数年間「デス声」のバンドも聴いてきた。「スピードも展開も速くて、
めちゃめちゃテクニカル」な「味の無い」バンドも聴いてきた。
「おっちゃん」が若い人に混じって「カラオケ」を唄いたいだけ、の為に好きでも無い
CDをレンタルしてくるか、のように。
でも、その呪縛から開放された今ヤッパ「熱燗呑みながら八広亜紀」なんだよなあ~!
昭和の時代なら確かに、本当に八代亜紀になってしまうんだろけど、今は平成。
平成おやじにとって、「メタルの基準」が何処にあるのか分からなくなってしまった
現代に、「安心して聴けて」「今風にはなりながらもまだ噛めば味の出てくるスルメ」
のようなこのアルバムは私にとって「演歌」に近い聴き方をしているんだな。
アルバム自体は前作の延長上。 PARANIAさんが書かれた通り、
>「ザックの新作にオジーの歌が乗っかった感じがする」箇所も多数感じられる。
前作まではあまり感じる事は無かったけど・・・。
ある意味、2枚看板になる訳だから、OZZY自信も周囲も、もう新人発掘する気は
無いんでしょうねー。(チョッとパターンが固定化してきているから、昔の様に奇抜な
曲は期待出来ないですね)
私も、もう「ダイアリー・オヴ・マッドマンⅡ」は求めないので、皆さんもOZZYの
Voに対して「ハイがどう」とか「張りがどう」とか、ヤボな事は言わないで下さいね。
だって、近くにいる定年間じかの「おとうさん」よーく観てみてください。
→同意