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Mozaíq / BLOOD STAIN CHILD
Gyapricon ★★ (2008-07-16 19:16:00)
3rdでそれまでの北欧シンフォニックメロデス・スタイルから完全に脱却し、叙情的なメロデスにトランスの要素を取り入れた世界で唯一の近未来(?)スタイルを確立した大阪のデスメタルバンドが放つ、メタル界の常識を覆えす4th。
今回も前作同様、クリーンボイスを多用し、In Flamesに代表されるメロディに重点を置いたキャッチーなデスメタルに、トランス系のサイバティックな電子音をこれでもか!ってくらいに(調和美も考慮にいれて)織り込む"ダンサブルなメタル"で、トランス好きなメタラー(つまり俺か)のツボを射抜く手法に変わりないが、新たになんか浮浪者みたいな専属シンガーSadewとギタリストG.S.Rが加入したことにより、より重厚で壮大な宇宙的サウンドへと目まぐるしい進化を遂げている。これがクソカッコイイ。しかも楽曲のドラマティックな展開美を構築するのに大きな役割を担う、随所に散りばめられたピアノの叙情的な美旋律も哀愁好きの日本人の琴線をチョァァァァァァーァァァッッァーァァァァァ
人によっては「初期の頃のシンフォデスのほうが良かったぽ」等の暴言を吐くイカれたした御仁もいらっしゃるかもしれないが、自分は断然、今の彼らを推したい。シンフォデスバンドなんて北欧には皮膚常駐菌ほどいるしね。反面、様式美に厳しいデスメタルに大胆にもトランスの要素を取り入れるバンドなんて世界中探して拝めないであろうアマ○ンに投稿されたクソみたいなレビューは気にするな。なんてったってこのレビューはもっとクソなんだぞ!!
「ヘヴィ・メタールに他ジャンルの要素を取り入れるなんて邪道」とかお前もうメタル聴くな。マサイ民謡を聴きなさい。
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