この曲を聴け!
Sworn to a Great Divide / SOILWORK
J尾崎 ★★ (2007-12-02 00:19:00)
なんと書けば良いか困ってずっと書き込むことを躊躇ってたんですが、
やはり本年度オススメのアルバムの一つとして紹介したく・・・
さてまずはピーターの脱退についてですが、自分の受けた印象としては、大きな痛手とはなっていないように感じました。
しかし特に個曲のギターリフで、例えば前作の③WEAPON OF VANITYのイントロで聴けるような、キャッチーさと叙情性を伴いつつも殺傷的なキラーリフは殆ど聴けなかったように思います。
ここら辺やはりピーターは偉大なソングライターだったと嘆いてしまうところです。
しかしこういったことはこのアルバムを聴くにあたって重要なことではありません。
「SOILWORKらしさ」というものは全く失われておらず、後任ダニエルの持ち味(ブルータルなリフ作りや派手さは無いが慟哭も感じるGソロ等)を
SOILWORKが取り込み昇華したかのような超一級エクストリームメタルは健在。
豊かなサビメロとテクニカルな演奏。4thアルバム以降が好きな人はもちろん、METAL好きは買いのアルバムです。
ビョーンの歌唱力は言うに及ばず(というかもはやこの人無くてはSOILWORKは成り立たない)ですが、Drのダークのプレイにもホントシビレます。
異常なまでのテクニカルさで、特に疾走曲⑤でのプレイはそんな叩かんでええやろ!!って言うぐらい叩きまくってます。
でもちょっと気になったのは若干ドラムの音質が軽いかなぁと・・・前作は最高級の音質だったのに・・・
このアルバム、自分は傑作5thの次に気に入っています。今ではなくとも、恐らく何年後かには名盤と呼ばれるアルバムとなるのではないでしょうか。
あ、あと上に書いてる人いましたが初回盤のDVDのライブ映像はブートみたいで、録音はそれなりなものの、
カメラワークは後部席の固定視点でメンバーの表情も分からないという酷い物ですので通常盤をオススメします。
そのうちDVD作品も出るでしょうし。
→同意