この曲を聴け! 

David Readman / DAVID READMAN
cozy_ima ★★ (2007-12-01 16:08:00)
PC69は個人的には、どうもいまいち、のめり込めない。
しかし、本作はすごい。この素晴らしさは素直に認める。
いや、認めざるを得ない。
PC69は、その歌メロというか、メロディにある一定のクセがあり、
画一的な印象を持ってしまう。
それが自分のツボに入れば、まだいいのだが、私のツボに入らないため、
確かにサウンドプロダクションはいいものがあるものの、
トータルとしては、どうかな、という印象だ。
本作は、これが本当にPC69のボーカリストか、と思うほど、
PC69臭さがない。
リードマンが歌い上げるメロディも実に多彩だ。
そして単にバラエティに富むだけではなく、どれも極上のメロディ
である。正直、聴くたびに震えがくるほどだ。
更に本作の重要なポイントは、リードマンを支える、
何人かのギタリストだ。
私に馴染みのないギタリストもいるが、どのギタリストも
最高のボーカルアルバムを、最高に盛り上げている。
鳥肌が立つようなフレーズが、バンバン飛び出してくる。
そしてプロデュースがデニスワードとくれば、これはもう
完璧としか言いようがない。
狙い目はホワスネのサーペンスアルバスだろうが、メロディの
充実度から言って、それを超えている。
すなわち歴史的名盤である。
2007年にとんでもない作品がリリースされた。
これこそMUST BUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUY
本作を聴かずして、2007年のハードロックシーンを語るなかれ!

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