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For kunsten maa vi evig vike / KVIST
GOD ★★★ (2008-03-15 22:12:00)
古き良き90年代のNorwegian Black Metalです。
KVISTはノルウェー語で、細枝とか小枝とかいう意味のようです。
渋いがなりスタイルのヴォーカル(初期のSatyrっぽい感じ)、ノイジーなギター、あまり目立たないがしっかり芯を支えているベース、適度な速さでブラストするドラム、時折うっすらはいるキーボード…といかにもオーソドックスなブラックって感じです。
派手さはないですが、ブラックとして全てがハイレベル。そしてドラマティック。
邪悪さと寒々しさももちろん合格点。
聴いてるとノルウェー特有の寂しい風景が目に浮かんでくるようです。
強いていうならSatyriconの2nd、The Shadowthroneに近いかな。
私的にはこっちの方が好き。
っていうかこの完成度は、初期のEMPERORとかMAYHEM、SATYRICON、DARKTHRONEと並ぶといっても過言ではないです。
音が悪くても、全てのブラックメタルファンに聴いて欲しい作品。

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