この曲を聴け! 

A Sense of Purpose / IN FLAMES
枯林(2008-03-26 18:10:00)
メタルコアには飽き飽きだ!!発言からアンダースの踏ん張りが窺えます。『メロディック・シャウト』を自在に操り、前作にくらべクリーンボイスが少なめ。アンダースの発想を新機軸に面白いアルバムになりました。

意外にCome Clarityっぽくは無いと思います
メンバーがColonyっぽいと言っていましたが、Colonyっぽくも無いかと。個人的にはアンダースのおかげで今までのどの作品とも毛色が違うと思う。少しハモリ過ぎかもしれませんが・・・

楽曲のクオリティーは申し分ありません。クリーントーンオンリー(?)のひたすら鬱な⑧が新鮮ですね。次の作品では逆にクリーントーンのみの爆走曲とか希望。

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と、発売当時は上記のように思っていたんだと思います。今聴くと…何とも中途半端な感じがします。惜しい部分がとても多い。今更こんなこと言うのもなんですが、初めてIn Flamesが進化ではなく停滞を選択したような印象すら受けます。

大傑作だった前作の兄弟アルバムを作ろうとして超えられなかった感覚か。これなら個性化を計っては微妙なツービート爆走曲はグッとBPMを落として全体的にゆったり目にした方が個性的になったかと。あと、ラスト曲のアッサリ具合と終わり方のせいで「え、これで終わりなの?」と毎回感じる。

コンセプトをはっきりさせ、練り直せばもっと良くなる予感があるだけに、個人的に少し残念な作品です。パート毎のクオリティは間違いなく高いわけですから。

手のひら返しみたいな追記になってしまった。スミマセン。 in 2016/08/22

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