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Good to Be Bad / WHITESNAKE
cozy_ima ★★ (2008-05-03 04:01:00)
巷ではサーペンスアルバス的とも言われているようだが、
確かにサーペンスアルバムの次にくる作品と言われて
納得するような仕上がりだ。
ただ、ほとんどリフで押すナンバーが多く、ヴァースは
リフにメロディをつけて、サビはメローに決める、という
ハードロックの最も理想的なパターンで占めている。
個人的には、このパターンが最も好きだが、さすがに
ホワスネと唸らせてくる。
もしかしてホワスネの一連の作品で、これほどオーセンティックな
ハードロック作品ははじめてかもしれない。
ミッキームーディ・バニーマースデン時代はどちらかと
言うと軽めのハードロックで、サーペンス以降は、ギタリストの
個性が強く、オーソドックスさは少ない。
前半はオーソドックスなナンバーが連発されるが、聴き所は
#6,#7,#8の流れだろうか。
#4,#7のメローなナンバーは、ホワスネにしか出せない味のある
バラードになっている。
ラストは後期ゼップ風。
最後にメロハーファンにお勧めできるかと言えば、?だが。
あくまで本格派ハードロックの作品である。
権威主義に迎合したリスナー達がどういう評価をするか、
楽しみだ。
体調不良は自分の本当の考えと自分の発するメッセージが
異なる場合に起きる、という。
本作を聴いて体調不良になったら、ハードロックリスナーで
ないと思うべきだろう。

→同意